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交流GIで好勝負を演じ続けているハッピースプリント(牡4)=大井・森下淳=が、みちのくの地でGI奪取に挑む。フェブラリーSこそ11着に敗れたが、勝ち馬から0秒6差。続くかしわ記念、帝王賞で連続3着に食い込み、ダートトップクラスの実力を示している。
8日に行われた最終追い切りでは、3頭併せの外5馬身後方から追走し、5馬身先着する好内容で、5ハロン63秒2-49秒5-35秒5(良)をマークした。
ただ、森下調教師は「本来のストライドからすれば今ひとつで、時計も予定より速くなってしまった」と慎重な構え。「でも当初より素軽さが出てきたし、メンバー的もチャンスがありそう。追い切りの疲れをしっかりとって、レースに臨みたい」と前を向いた。
久々に加えて長距離輸送と、越えなければならないハードルは高い。それでも今回のメンバーでは地力上位の存在で、マイルもベスト。軽く扱えそうにない。(大貫 師男)