吉原寛人騎乗のスマイルウィが１番人気に応えて重賞４勝目を挙げた。好スタートを決め、道中は３番手を追走。４コーナーで先頭に立つと、中団から追い上げてきた５番人気のリンゾウチャネルに２馬身半差をつけた。タイム１分４２秒８（良）。２着から１馬身差の３着に７番人気のコパノジャッキーが入った。勝ったスマイルウィは次走、優先出走権を獲得したテレ玉杯オーバルスプリント（９月２０日、浦和、ＪｐｎⅢ、ダ１４００メートル）を予定している。

◆吉原寛騎手（スマイルウィ１着）「３番手からじっくり乗れた。あまりにも手応えが良くて抜け出すのが早かったけど、最後まで踏ん張ってくれた」

◆張田京調教師（同）「少し仕掛けるのが早いかな、と思ったけど、鞍上がうまく乗ってくれた。今後はダートグレードを狙っていきたい」

◆安藤洋騎手（リンゾウチャネル２着）「スタートも出たし、折り合いもついた。４、５番手につけられていれば、とも思うけど、勝ち馬が強かった」

◆今野忠騎手（コパノジャッキー３着）「テンに仕掛けたけど、反応がなくいつもの位置になった。最後は脚を使っているし、川崎は合うね」

◆赤岡修騎手（ダノンスプレンダー４着）「追走はしんどかったけど、最後はびっくりするくらい、いい脚を使ってくれた。長い距離のほうが合う」

■スマイルウィ　父エスポワールシチー、母アップライジング、母の父コマンズ。鹿毛の牡６歳。船橋・張田京厩舎所属。北海道新冠町・芳住鉄兵氏の生産馬で、馬主は組）ＳＲＴ。戦績２８戦１４勝。獲得賞金１億６１２８万円。重賞は２０２２年ＳⅡ京成盃グランドマイラーズ、ＳⅢサンタアニタＴ、ＳⅠゴールドＣに次いで４勝目。スパーキングサマーＣは張田京調教師、吉原寛人騎手ともに初勝利。

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