メニュー
1996年、盛岡競馬場のリニューアルと同時に新設されたダートグレード競走。レース名は互いの重力によって作られた恒星の集団「星団(スタークラスター)」に由来し、地方競馬各主催者と中央競馬が互いに協力し、しのぎを削り合うなか、ともに発展していこうという意味が込められている。2002年サウスヴィグラス、2003年ディバインシルバー、2008年プライドキム、2010年サマーウインド、2017年ブルドッグボス、2020年マテラスカイと、数多の快速自慢たちがコースレコードを更新してきた歴史があり、マテラスカイの記録した1分08秒5はダート1200mの日本レコードを0秒2更新する好タイムだった。ほか、プライドキムも水沢ダート1400mのコースレコードホルダーとして、いまなおその名を刻んでいるが、その手綱を取った川島正太郎騎手もデビュー3カ月、所属する南関東以外での初騎乗、重賞初騎乗、ダートグレード競走の最年少勝利記録更新(17歳297日)など、記録ずくめとなっている。
1996年の創設時から指定交流競走として施行されており、翌1997年にはダート競走格付け委員会によってG3(国内独自)の格が付された(2007年からはJpn3に表記変更)。2007・2008年は水沢ダート1400mで施行されているが、その2年を除く1996~2006年、2009年以降は盛岡ダート1200mが舞台となっている。一線級の馬たちは休養期間に入る夏競馬ということもあり、秋の大舞台に向けて飛躍を誓う馬たちの力試しの場となることも少なくない。
1998年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第28回 |
2023年8月15日
盛岡
ダ1200m
|
リメイク
JRA
牡4 川田将雅
新谷功一
|
第27回 |
2022年8月16日
盛岡
ダ1200m
|
オーロラテソーロ
JRA
牡5 鮫島克駿
畠山吉宏
|
第26回 |
2021年8月9日
盛岡
ダ1200m
|
リュウノユキナ
JRA
牡6 柴田善臣
小野次郎
|
第25回 |
2020年8月10日
盛岡
ダ1200m
|
マテラスカイ
JRA
牡6 武豊
森秀行
|
第24回 |
2019年8月12日
盛岡
ダ1200m
|
ヤマニンアンプリメ
JRA
牝5 岩田康誠
長谷川浩
|
第23回 |
2018年8月15日
盛岡
ダ1200m
|
オウケンビリーヴ
JRA
牝5 北村友一
安田隆行
|
第22回 |
2017年8月15日
盛岡
ダ1200m
|
ブルドッグボス
浦和
牡5 左海誠二
小久保智
|
第21回 |
2016年8月16日
盛岡
ダ1200m
|
ダノンレジェンド
JRA
牡6 M.デム
村山明
|
第20回 |
2015年8月12日
盛岡
ダ1200m
|
ダノンレジェンド
JRA
牡5 M.デム
村山明
|
第19回 |
2014年8月13日
盛岡
ダ1200m
|
サマリーズ
JRA
牝4 藤岡佑介
藤岡健一
|
第18回 |
2013年8月14日
盛岡
ダ1200m
|
ラブミーチャン
笠松
牝6 戸崎圭太
柳江仁
|
第17回 |
2012年8月14日
盛岡
ダ1200m
|
タイセイレジェンド
JRA
牡5 内田博幸
矢作芳人
|
第16回 |
2011年8月15日
盛岡
ダ1200m
|
ドスライス
JRA
牡5 柴田善臣
森秀行
|
第15回 |
2010年8月16日
盛岡
ダ1200m
|
サマーウインド
JRA
牡5 藤岡佑介
庄野靖志
|
第14回 |
2009年8月14日
盛岡
ダ1200m
|
バンブーエール
JRA
牡6 松岡正海
安達昭夫
|
第13回 |
2008年8月18日
水沢
ダ1400m
|
プライドキム
船橋
牡6 川島正太
川島正行
|
第12回 |
2007年8月15日
水沢
ダ1400m
|
メイショウバトラー
JRA
牝7 武豊
高橋成忠
|
第11回 |
2006年8月14日
盛岡
ダ1200m
|
アグネスジェダイ
JRA
牡4 小牧太
森秀行
|
第10回 |
2005年8月15日
盛岡
ダ1200m
|
エンゲルグレーセ
JRA
牡8 中舘英二
奥平雅士
|
第9回 |
2004年8月13日
盛岡
ダ1200m
|
シャドウスケイプ
JRA
牡5 江田照男
森秀行
|
第8回 |
2003年8月15日
盛岡
ダ1200m
|
ディバインシルバー
JRA
牡5 安藤勝己
和田正道
|
第7回 |
2002年8月16日
盛岡
ダ1200m
|
サウスヴィグラス
JRA
牡6 柴田善臣
高橋祥泰
|
第6回 |
2001年8月15日
盛岡
ダ1200m
|
ノボジャック
JRA
牡4 蛯名正義
森秀行
|
第5回 |
2000年8月16日
盛岡
ダ1200m
|
ゴールデンチェリー
愛知
牝7 吉田稔
瀬戸口悟
|
第4回 |
1999年8月17日
盛岡
ダ1200m
|
アブクマレディー
JRA
牝7 大栄三
中野栄治
|
第3回 |
1998年8月14日
盛岡
ダ1200m
|
ファーストアロー
JRA
牡5 松本達也
柳田次男
|
第1回は8月13日に施行。以降、大幅に施行日程が変更されることはなく、現在も8月上旬~中旬に開催されている。
施行場所:盛岡ダート1200m
出走資格:サラブレッド系 3歳以上
1着賞金:3000万円
負担重量:3歳52kg、4歳以上54kg、牝馬2kg減
ただし、下記[1]~[3]とおり加増する(2歳時の成績を除く)
[1]2023年8月9日まで
G1およびJpn1競走1着馬は5kg増
G2およびJpn2競走1着馬は3kg増
G3およびJpn3競走1着馬は1kg増
[2][1]の重量に加え
G・Jpn競走通算3勝以上馬は1kg増、さらに2勝ごとに1kg増
[3]負担重量の上限は3歳58kg、4歳以上60kg、牝馬2kg減
優先出走:岩鷲賞の1着馬
1996年 | 指定交流競走としてレース創設 盛岡ダート1200mで第1回施行 |
1997年 | ダート競走格付け委員会によりG3(国内独自)に格付け |
2002年 | サウスヴィグラスが盛岡ダート1200mのコースレコードを更新 |
2003年 | ディバインシルバーが盛岡ダート1200mのコースレコードを更新 |
2007年 | 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴い、格付け表記をJpn3に変更 水沢ダート1400mに移設 |
2008年 | プライドキムが水沢ダート1400mのコースレコードを更新 |
2009年 | 盛岡ダート1200mに移設 |
2010年 | サマーウインドが盛岡ダート1200mのコースレコードを更新 |
2017年 | ブルドッグボスが盛岡ダート1200mのコースレコードを更新 |
2020年 | マテラスカイがダート1200mの日本レコードを更新 |