【土曜東京勝負R】負けて強しの内容で普通に走れば！



＜予想＞

◎：クリーンスレイト
田辺騎手が普通に乗れば

○：オセアダイナスティ
ベスト条件で巻き返せる

▲：サンライズウルス
加速がかなり遅いが伸びてはくる

△：クロパラントゥ
ハナが取れたら残り目も

☆：キタノリューオー
好内容勝ちも相手が揃い過ぎて




＜予想詳細＞

本命は、クリーンスレイト

前走は、出遅れてそのまま最後方から追走。
4コーナーから動い行ったが、全体のペースも上がっていたので後方のまま直線へ。大外からじわじわ差を縮めて、周りの馬の脚が鈍った残り200mから一気に前に迫ったが2着まで。

上がりは芝並みの34.2秒で、2位の勝ち馬より0.6秒も速い最速。高速馬場だったのでペース判断ができていなかったのか、動くのが遅くて取りこぼした。


今回は、前走よりペースが流れてくれそうなのは魅力。
ハイペースだった4走前は、アナンシエーションやノーブルシルエットがいる好メンバー相手に最速上がりで好時計勝ち。このレースの時計は、同日最終の古馬2勝クラスより0.3秒早い時計。このレースで勝ったのは、20年レパードS5着実績のあるニュートンテソーロ。2，3着馬は、次走勝ち上がった2勝クラスの高レベルレースだった。

ユニコーンSは、2頭内にいたラペルーズが外に跳ねるようなスタートで挟まれる大きな不利（1頭外のケイアイロベージも弾かれていた）。それに加えて、ピンクカメハメハ（急性心不全）の落馬を避けるために外に避けてるロスもあっての5着。
同じような不利を受けて馬群の中から差して3着だったケイアイロベージとこの馬は、負けて強しの走りを見せていた。

怖いのは、田辺騎手に戻ること。
力があるのに展開待ちのように控えすぎたり、馬群に突っ込んで自滅する怖さがある。
スムーズに走れる外枠に入ったので、田辺騎手が変なことをしないで普通に走らせれば差し切れる。



対抗は、オセアダイナスティ

前走は、内のレプンカムイがハナを主張して、外からハナが理想のロードシュトロームが出してきたので、ロードシュトロームを先に行かせて外に切り替えて3番手から追走。
ただ、コーナーに入る前にペースダウンした所で、メイショウムラクモが位置を取りに来て前に行かれて2列目に下がってしまう。さらに、3～4コーナーで外からスウィープザボードに前に行かれて直線は仕方なく内へ。そこで我慢するだけで6着。

ハナか2番手の理想鵜の位置が取れず、1着馬に1～2コーナー、2着馬に3～4コーナーで外から被されて、自分のペースで走れなかった。あと、中2週で函館→美浦→新潟の輸送があったことも影響したかもしれない。


今回は、東京1600m替わりが魅力。
この条件は、未勝利戦で大差勝ちした舞台。そのレースでは、平均ペースを2番手から抜け出して1.6秒差勝ち。初ダートで3勝クラスレベルの時計で走っている。

2走前は5着に負けているが、レース前にテンションが上がり過ぎて出遅れた影響。その後の2戦で、その点は解消されているのでスタートは出るはず。
普通にスタートを出れば、クロパラントゥが主張してきたら外の2番手、来なかったら逃げる競馬ができる相手。スムーズな競馬で巻き返しを期待する。


普通に乗ればクリーンスレイト、溜めすぎたり下手に内から差そうとしたらオセアダイナスティが押し切ると考えている。



単穴は、サンライズウルス

前走のユニコーンSは、最後方から追走して、直線で大外に出して6着。
残り180mまで最後方で、そこから失速した馬を交わして行ってクリーンスレイトとクビ差まで持ってきている。

最速上がりタイなのだが、加速がかなり遅くてトップスピードに入ってから持続力を活かして長く脚を使って、トータルで最速上がりになっている。
※数字で表すと12.2-11.3-12.5（36.0）とかでなく、12.2-11.8-12.0（36.0）のようなイメージ。


高速馬場であれだけの脚が使えたので、良馬場なら差し切れる可能性はあるが、ここは相手が揃っている。

成長してくる可能性はあるが、適性を考えると（ユニコーンSの予想でも書いたが）ペースが流れやすく、最後に急坂があって相手の脚が止まりやすい阪神1400mが合いそう。

もしペースが流れてくれたとしても、クリーンスレイトまで差し切るの成長頼みなのでこの評価に。



以下の相手は、

クロパラントゥ
前走は、ハナを取る時に競られたが、取り切ってからは平均ペース。3コーナーからじわっとペースを上げて行って、3馬身差で勝利。門別で3連勝して戻ってきたが、門月より軽い馬場になってパフォーマンスを上げた。
東京だとトップスピードの速さに不安があって、2勝クラスにしてはかなりの好メンバー。逃げて自分のペースで走れても、押し切るのは難しいので相手まで。


キタノリューオー
前走は、出遅れたがじわっと出して、前の5頭から離れた中団内から追走。4コーナーで前との差を縮めて、直線で外に切り替えてラスト200mに入ってから前の馬の脚が鈍ったところを差し切り。
1勝クラスにしては好メンバーが揃ったレースで、3，4着馬は次走勝ち上がっている。普通の2勝クラスなら本命レベルの走りだが、ここは相手が揃い過ぎているので押さえまで。



この5頭は、2勝クラスは勝ち上がれるパフォーマンスは見せています。負けた馬を追いかけたら馬券に貢献してくれるはずです。