ラップギアコース適性値【瞬４平５消１】に近い比率の馬が有利
番馬名　　　【ラップギア】瞬発指数
01フルデプス【瞬４平８消１】１０２
02セキフウ　【瞬０平１消０】１０３
03アシャカト【瞬３平３消２】１０７
04アドマイヤ【瞬３平４消２】１０７
05サンライズ【瞬４平８消２】１００
06エアスピネ【瞬５平５消０】１０４
07レモンポッ【瞬５平３消０】１１２
08バスラット【瞬３平０消０】１０４
09タガノビュ【瞬５平５消１】１０６
10デュードヴ【瞬２平２消１】１０６
11ギルデッド【瞬２平５消０】１０９
12スマッシン【瞬３平２消０】１０６
13ブラッティ【瞬０平３消３】１０６
14ハヤブサナ【瞬４平２消２】１０７
15デュープロ【瞬２平４消０】１００
16ケイデンス【瞬４平３消０】　９３


Ｇ１・チャンピオンズカップの前哨戦として定着している武蔵野ステークス。しかし実際のところ、チャンピオンズＣよりも３ヵ月後のＧ１・フェブラリーＳに繋がるレース傾向は、同コースであるがゆえ のことだろうか。この辺り、チャンピオンズカップ前哨戦の舞台としては どうかと思うところもある。２１００とかにしたほうが良いのでは？

いきなり余談になるのだが、現在ＪＲＡ常設の長距離ダート重賞は、阪神ダート２０００メートルのシリウスＳだけ。そのシリウスＳも ここ３年は（京都競馬場改装の影響で）中京ダート１９００メートルで施行されており、ＪＲＡダート２０００メートル超の重賞は丸３年施行されていない状態だ。

２００７年まではＧ１・ジャパンカップダートも行われていた東京ダート２１００メートルなのだが、重賞を施行するにおいて何か問題があったんだっけか？　ちょっと思い出せないが。東京ダート２１００メートルのジャパンカップダートに対しての、前哨戦・東京ダート１６００メートル武蔵野Ｓは丁度良い感じだったのだけど、このレースだけ時代に取り残されている気がする。


話を戻して、今年で２７回目の施行となる武蔵野ステークスだが、実は過去２６回で“単勝１倍台”の圧倒的人気馬が８戦８敗と１度も勝てていない。２０１９年のエアアルマスもギリギリ１倍台ではなかったのだが、１０着に大敗してしまった。何故だかは分からないのだが、とにかく武蔵野ステークスは負けるはずのないぐらいの馬が何度も簡単に飛ぶ。いつも通り好位～中団を追走して、直線では なぜか伸びを欠く。全部このパターンだ。

1996年 単1.8倍３着 キョウトシチー
2000年 単1.7倍５着 ゴールドティアラ
2005年 単1.3倍２着 カネヒキリ
2006年 単1.9倍５着 フサイチリシャール
2007年 単1.7倍２着 ワイルドワンダー
2008年 単1.6倍３着 ユビキタス
2011年 単1.7倍２着 ダノンカモン
2015年 単1.7倍３着 モーニン
2019年 単2.0倍10着 エアアルマス

ということで(７)レモンポップ。今まで「１４００メートルの馬ではないので１４００メートルでは買わない」と言い続け、「また楽勝なのか」と辛酸を舐めさせられてきた馬だ。もちろんそれは１６００メートルで買いたい という意味なのだが、よりによって１６００メートルの武蔵野Ｓで単勝１倍台が濃厚と来たか。デビュー戦で見初めて以来すごく評価している馬なのだが、買いどころがひとつも無い。つくづく相性が良くないのだなぁ。

実際のところ(７)レモンポップが沈む姿は あまり想像できないのだが（考えたくない、というのもあるか？）、ここは心を鬼にして(11)ギルデッドミラーを買う。ここで日和っては歴代の武蔵野ステークス１倍台の馬たちに申し訳が立たない。(７)レモンポップを除けば、前走のグリーンチャンネルカップよりメンバー的には楽かもしれないぐらいなので。


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※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト４ハロンのみに注目した適性分析です。ＪＲＡ発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。

※　瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70～上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、１走ごとに変化します。