【土曜中山ダート勝負R】持続力重視で高レベルレースの判断がポイント！



＜予想＞

◎：ティアップリオン
平均ペースで持続力を見せて

○：ゴールドハイアー
中山向きの持続力がある

▲：グランツアーテム
順調に成長を見せて

△：メイショウムラクモ
完勝も時計は2走前とほぼ同じで

☆：レディバグ
距離課題も不利な進路取りで好走を評価



＜予想詳細＞

本命は、ティアップリオン

前走は、スタートを出たので、そのまま出して行ったらハナへ。
平均ペースで逃げて、直線でも長く脚を使って逃げ切り勝ち。

2着はディールクルム、3着はメイショウムラクモの強い相手に勝利。相手が仕掛けが遅かったり、内でスムーズでなかったのはあったが好内容。


2走前のラペルーズが勝ったレースでは、スタート直後に思いっきり挟まれる不利を受けて後方から追走。ディールクルムが外から進出するのを追いかけるように進出。ただ、直線に入って脚が鈍りだして6着。
不利を受けて強引な進出を追いかけての失速で、見た目の着順よりいい内容で走っていた。

このディールクルムが勝った1勝クラスのレースは、高レベルで以下の馬がその後に勝ち上がって伏竜Sに出走。

2着 ディールクルム
3着 グランツアーテム
4着 メイショウムラクモ
6着 ティアップリオン
7着 ロードシュトローム

その中で、不利＆早仕掛けで6着になって、次走パフォーマンスを上げたこの馬に期待する。



対抗は、ゴールドハイアー

前走は、縦長の離れた5番手集団の先頭で追走。
3コーナーから徐々に差を縮めて、直線に入る所で好位外の3番手。そこから最後まで長く脚を使って5馬身差の完勝。

新馬戦では、ずぶくて向正面から手が動いていたくらいの走りだったが、使われながら反応が良くなって成長を見せている。

トップスピードの速さはそこまでないが、中山向きの持続力があって展開・コースは合いそう。
枠も自分から動いて行ける位置が取れる外枠に入ったので上位争い可能。



単穴は、グランツアーテム

前走は、スタートは良かったが好位勢が多かったので、少し下げて中団やや後ろの外から追走。
直線に入る所で大外に出して、一気に前との差を縮めて残り250mくらいで先頭。そのまま押し切って勝利。
かなりロスの大きい進路取りで、着差以上の完勝。

今回は、中山1800mになるが2走前にラペルーズの勝ったレースで3着がある。
このレースは、後方から追走して3コーナーから進出。直線でもいい脚で伸びてきたが、坂で少し勢いが止まって3着。

前走でも瞬発力とトップスピードの速さを見せたが、ラスト少し脚が鈍る。
持続力の点で中山がベストという感じはしないので、勝ち切るのは仕掛けるタイミングが合わないと難しそう。それれも確実にいい脚は使ってくるので、馬券圏内の期待はできる。



4番手は、メイショウムラクモ

前走は、大外から出たなりで4番手にいたが、ペースが落ち着きそうなのを嫌ってそのままハナへ。
後続を約5馬身離して、やや速めのペースの逃げ。3コーナーで少し引き付けてから仕掛けると一気に差を広げて8馬身差の完勝。

完勝はしたが、時計的にはティアップリオンの3着だった2走前とほぼ同じ。
付いてこなかった後続の馬たちが、差を縮めるのに脚を使って勝手に止まったことが、着差の大きさにつながっていると感じる。


前走の見た目の着差で能力以上に人気になりそうだが、この馬なりに安定していい走りを続けているので上位争いに加われていい。


5番手は、レディバグ

2歳地方交流重賞で好走した完成度の高い馬は、ヒヤシンスSを過ぎると素質のある馬が成長してきて苦戦するのが例年のパターン。

普通なら買いたくないローテ・実績なのだが、ここ2戦の無視できない好内容。
2走前の兵庫JG2着は、古馬の兵庫GTレベルの好時計でかなりの高レベルレース。
前走のヒヤシンスSは、完全に内有利の馬場で外から被されて一旦下がりながら、外に切り替えて盛り返した持続力は見た目の着順以上に強い内容。

1800mの距離が課題になるが、血統的には対応できていいので押さえておきたい。