PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にダノンディーヴァ(13.7pt)、スターリーステージ(10.0pt)、コパノピエール、サンライズマジック(ともに8.0pt)、ステラルージュ(6.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　よって、◎には、一昨年6月の出石特別(阪神芝1400ｍ)では、逃げて現在準オープンのサブルマインドやオープン2勝のダイメイフジを相手に小差の3着に粘った実績がある(5)コパノピエールを推します。この馬は休養明けとなった昨秋の500万下戦でも好指数で3着。前走はダートで厳しいペースを逃げて大敗しましたが、適条件の今回は巻き返しが期待できます。これはまさに昨日の白富士Ｓで8頭立ての6番人気で穴を開けたブラックスピネルと同パターン。

　スタートが速く加速も速い藤田騎手に乗り替わり、ブリンカー着用してきたとなれば、今回で逃げる可能性大。また、この馬は番手もオーケーのタイプなので、前に行きさえすれば、何ら問題ないはず。コパさんが藤田騎手を可愛がり、脈ある馬に乗せていると報道されていることもあり、思ったよりも人気はありますが、十分にチャンスはあるだけに、ここは本命視。

　○は、3走前に500万下を勝ち、前々走の1000万下でも勝ち馬と0.2秒差(3着)の実績がある(16)ダノンディーヴァ。長期休養明けで降級の前走は、3コーナーの下り坂で動いて、直線早め先頭から押し切って勝ち馬とタイム差なしの3着。レースがハイペースだったことを考えると悪い内容ではありませんが、長期休養明けのレースとしてはやや走り過ぎのレベル。今回で二走ボケを起こす可能性もあるので対抗評価までとしました。