PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にビリーバー(13.3pt)、ヒロイックアゲン(11.7pt)、カネトシブレス(11.3pt)、アラスカノオーロラ、シンデレラメイク(ともに11.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　よって、◎には、このクラスの安定勢力(8)ビリーバーを推します。前走は直線で前が開かず、追えないままゴールとなり、能力を出し切れませんでした。しかし、それでもここでは能力値1位。相手弱化の今回は巻き返しに期待します。

　〇は、地味ながらここへ来て成績が上昇し、近2走の1000万下特別では小差の(11)シンデレラメイク。特にこれまで末脚型だったこの馬が、前走・千葉日報杯では、前から押し切れたのは大きな収穫。立ち回りに幅が出て、幅広い展開に対応できるので対抗評価としました。

　▲は、スタミナが不足する休養明けの前々走・1000万下では、前半3F33秒5-後半3F33秒5の超ハイペースの2番手でレースを進めて勝ち馬と0.4秒差(6着)に粘った(14)モルフェオルフェ。前走は二走ボケを考慮しても負け過ぎではありますが、その分ハンデは52kgを恵まれました。立て直されての今回は巻き返しが期待できるでしょう。

　以下特注馬として、脚をタメた2～3走前は、メンバー最速の上がりで追い込んでこのクラス2着、3着の(3)ピースユニヴァース。前走は折り合いを欠いて勝ちに行く競馬をしたために9着失速も、前に馬を置いて脚をタメる競馬ならば巻き返しが期待できるでしょう。