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17日の東京11R霜月ステークス(3歳上オープン、ダート1400メートル)は、酒井学騎手騎乗のエーシントップ(牡3歳、栗東・西園正都厩舎)が好位のイン追走から直線で抜け出し、初めてのダート戦で見事に結果を出した。タイムは1分23秒7(良)。
外からウォータールルドが果敢にハナを奪い、エーシントップ、インペリアルマーチ、ティアモブリーオなどが好位集団を形成。オープンの1400メートル戦としてはゆるやかな流れになる。直線に向くとウォータールルドが粘り腰を見せて逃げ込みを図るが、好位のインにいたエーシントップがスペースを見つけて外に持ち出すと、力強い伸び脚を披露。並み居る古馬をあっさりと突き放して、初のダート戦を快勝した。3/4馬身差の2着には5番人気のウォータールルドが逃げ粘り、さらにクビ差の3着にはインからするすると伸びてきた13番人気の伏兵サクラシャイニーが入っている。
エーシントップは、父Tale of the Cat、母Ecology、母の父Unbridled’s Songという血統。通算成績は10戦6勝となった。
酒井騎手は「行くなら行くで、けんかしないようなポジションを取ってほしいとの指示でした。外めからキツい入られ方をして、天井を向くシーンもありましたが、馬の後ろでしっかり我慢できました。直線でもしっかり反応してくれました。ダートでも走れることは分かりましたし、今後が楽しみです」と収穫十分のレース内容を高く評価していた。
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