競馬ニュース > 記事
藤田菜七子騎手(18)=美・根本=が15日の高知競馬で騎乗することが6日、決まった。JRA交流レースの「はりまや盃」(ダ1400メートル)に登録していた自厩舎のハナリュウセイ(セン5)が、10分の6の抽選を突破して出走が可能となった。地方競馬の騎乗は3日の川崎に次いで2度目となる。
師匠の根本調教師は「このまま馬が無事にいけば(正式に)エントリーします。うまく乗ればチャンスがある馬だと思う。いい天気になるといいですね」と語った。同馬は中央では500万下に在籍。先行力があり、地方との交流レースでは2着2回、3着2回と好走している。
高知競馬には同じ女性騎手として活躍する別府真衣(28)がおり、菜七子も「別府さんとたくさんお話がしたいです」と遠征を楽しみにしている。
★始球式も決定
プロ野球の始球式という大役も回ってきた。17日に鎌ケ谷スタジアムで行われる日本ハム-ソフトバンクのオープン戦のマウンドに上がる。JRAと日本ハムはかねてから交流があり、実現。菜七子騎手は「(キャッチャーに)ボールが届くかどうか心配ですね。(厩舎の兄弟子である)野中(悠太郎騎手)先輩と練習していきます」と笑顔で語った。
(情報元:SANSPO.COM)