中央競馬の調教助手および厩務員から構成される４つの労働組合のうち、関東労、関西労、美駒労の３労組が１７日、ＪＲＡと日本調教師会に対し、日本ダービーの前日にあたる２５日の午前０時から２４時間のストライキを行うことを通告した。

１７日に行われた春闘の第２回団体交渉で労組側は３％の賃上げ要求を調教師会に対して行っていたが、午後２時３０分に交渉が決裂したため、スト通告に踏み切った。ただ、４労組のうち、全馬労は同日午後５時２５分に交渉を妥結した。昨年３月１８日の競馬開催日にも同じ３労組がストライキを実行したが、調教師や組合非加入者などが業務にあたることで競馬開催が行われた。

◆尾関知人・日本調教師会関東本部長「昨日（１７日）の交渉が決裂し、３つの組合から来週の土曜日にストライキを行うという通告を受けました。まだ数日あるので、調教師会としては回避すべく尽力します」

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