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今月、美浦に厩舎を開業した西田雄一郎調教師(47)が、21日の中山7R(4歳上1勝クラス、芝2000メートル)を11番人気のリリーブライトで勝ち、JRA初勝利を飾った。5日の初出走から12戦目でのVに「格別ですね。多くの人が携わって1頭を出走させることを実感しているし、ジョッキー時代とは全く違う勝利の味です。(園田からの転厩馬で)地方時代の先生がしっかり育ててくださり、自分の厩舎スタッフも協力していい状態に仕上げて、戸崎騎手もすごくうまく乗ってくれた。それらがかみ合っての勝利。感謝の気持ちでいっぱいです」とトレーナーとしてつかんだ1勝目の喜びに浸った。初勝利をプレゼントしたリリーブライトは近親のリスグラシューと血統構成が全く同じ良血馬。「馬は若いし、これからまだまだ成長していくと思います」とトレーナーはさらなる活躍を期待した。