競馬ニュース > 記事
東京ジャンプS(障害3歳上OP、芝3110メートル)が22日、東京競馬場で13頭によって争われ、好位を進んだ3番人気のシングンマイケルが最終障害飛越後に先頭に立ち、1番人気マイネルプロンプトに半馬身差をつけ、重賞初挑戦で勝利を飾った。シングンオペラ産駒はJRA重賞初勝利。高市圭二調教師(63)は2005年GIIIダイヤモンドS(ウイングランツ)以来、14年ぶりの重賞制覇となった。次走は阪神ジャンプS(9月14日、阪神、J・GIII、芝3140メートル)を予定している。
◆石神騎手(シングンマイケル1着)「跳ぶたびに前に出るのでそのぶん、タメがつくれた。道悪も上手だし、まだ馬も若いのでこれからが楽しみ」
◆森一騎手(マイネルプロンプト2着)「初めての東京でも自分のリズムで競馬ができた。勝ちたいレースだったので悔しい」
◆金子騎手(シンキングダンサー3着)「レース前に雨が降って馬場の状態が変わってしまった。それでも最後は力のあるところを見せてくれた」
★22日東京8R「東京ジャンプS」の着順&払戻金はこちら
シングンマイケル 父シングンオペラ、母ジェヴォーナ、母の父トウカイテイオー。鹿毛のセン5歳。美浦・高市圭二厩舎所属。北海道新冠町・ヒカル牧場の生産馬。馬主は伊坂重憲氏。戦績20戦4勝(障害12戦4勝)。獲得賞金9955万1000円(うち障害9240万1000円)。重賞初勝利。東京ジャンプSは高市圭二調教師が初勝利、石神深一騎手は2016年オジュウチョウサンに次いで2勝目。馬名は「冠名+人名より」。