(２)フミノイマージン、(16)オールザットジャズ、(８)スマートシルエットといった実績馬に、各種新興勢力が挑む構図。実績馬とひとくくりにしたが、(16)オールザットジャズは重賞１勝であり、(８)スマートシルエットは重賞未勝利。牡馬を相手にしたＧ２・札幌記念を含む、重賞４勝の(２)フミノイマージンとは大きな隔たりがある。とはいえ、(２)フミノイマージンはハンデ５７ｋｇ、さすがにこれは厳しいか。

人気馬の成績を見てみると、(１)ダイワズームはちょっと謎の人気。前年のスイートピーＳ勝ち馬だが、近走目立った着順はなく、この成績で重賞３番人気見当は、普通は考えられない。よほど状態が良いのだろうか？　同コース２戦２勝のコース実績？

ただ、(16)オールザットジャズ、(８)スマートシルエットにしても、(１)ダイワズームにしても、ラップギア適性値が「瞬８平０消０」、「瞬６平０消０」と瞬発方面に寄りすぎているのは不安材料。この中山牝馬Ｓ、ゆっくり行ってラスト２～３ハロンだけというような競馬にはならないはずだ。たとえ逃げ馬不在であっても、フルゲートの１６頭立て。必ず何かが果敢に行く。

そういった不安点は(16)オールザットジャズと並んで瞬発指数１位タイの(11)マイネイサベルも内包しており（これこそガチガチの瞬発馬）、人気上位で持久力の競馬ができるのは(２)フミノイマージン、(４)クイーンリヴィエラと(９)オメガハートランドぐらいのもの。(２)フミノイマージンはハンデ５７ｋｇだし、(４)クイーンリヴィエラを重賞で買うのはまだ早い。

ということで、ここは(９)オメガハートランド以外目に入らない状態。「▼２±０△６」の同コース重賞、フラワーカップの勝ち馬。２走前の「▼１▼１△３」ターコイズＳもサウンドオブハートの２着。さすがにこれは相手が悪かった。クラシック路線では大敗続きだったが、デビュー戦から非凡なラップを見せていた馬。得意コースなら順当に上位。



※印や金額は発走の約１時間前に確定。それまでは変更の可能性があります。
※適性値（ラップギア）や能力値（瞬発指数）について
http://lapgear.net/