「人気馬がくるって思ってるのになんで、人気薄狙いなんですか？」っていうのを100倍くらい汚い言葉にしたメッセージを他のサイトでいただきました。

『苦痛に二種あるように、快楽にも二種ある。一方は肉体的快楽であり、他方は予想の快楽である。（エルヴェシウス「人間論」）

まあそんなとこです（いいのかこんなんで・・・。）
僕は単勝5番人気までを人気馬としているのですが、当然競馬は人気馬が勝つ、馬券に絡むことが圧倒的に多いわけです。それは充分に理解しています。

馬券の買い方としては
本命寄り馬（人気馬）―穴寄り馬（6人気以下の馬）
本命寄り馬券（単複、ワイド）―穴馬券（馬連、馬単、3連複、3連単）
の組み合わせ4通りがあります。

どれを選ぶかは人それぞれで、レースによって組み合わせを変えたりと軸がぶれない限り、どれもが儲けられると思っています。
その中で僕は穴寄り馬―本命寄り馬券が最もプラスにできると考えているのでそこを選択しているだけです。
どの組み合わせを選択しても最低限のルールはあります。
穴寄り馬ー本命寄り馬券のルールとしては
馬券はほとんど人気寄り馬とのワイドになること。（馬券に絡む馬3頭の内2頭が穴寄りの馬になることは少ないため、上位人気5頭から1頭をチョイスしてワイドを買う選択をしたほうが儲けがでかくなるに決まっているから。単複では穴馬を狙う意味がほとんどないためです。ただ、前々から勝負を決めている場合は複勝が理想だと思ってます。それは単純にワイドを買ってはずしたときのショックが相当でかいから、というだけで、単純に考えれば、人気馬とのワイド買ったほうがいいのもわかっています。）
買い目は少なくなること。（本命寄り馬券を買う上での鉄則は、はずれ馬券をいかに減らすかということです。ワイド4点買いとか意味不明だと思うのですが・・・。本命寄り馬―本命寄り馬券なら単勝を数点買うとかは充分に成立する可能性がありますが、穴寄り馬で数頭の馬の単複を買うとかはありえません。）

まあそんな感じです。
てきとーですよ。

さて宝塚。
現在1人気はブエナビスタ。
当然の人気ではあるのだが、厳しいローテでこの斤量。海外帰り直の前走は相手関係を考えても強い勝ちで評価できる。ただ、万全ではなくとも負けるわけにはいかなかったレース。その前走より相手関係がかなり強力になるここは、ローテと斤量で無視する材料は足りる。妥当な人気な現状では、手は出しづらい。

2人気はアーネストリー、ジャガーメイル。
アーネストリーは地力不足。ここで2番人気におされる根拠がなさすぎる。上が圧倒的な地力の場合はえてして「格より勢い」みたいな言葉がでてくるものだが、勢いを買いたくなるのは人気薄馬だけ。2人気では全く魅力がない。
ジャガーメイルは地力通用の馬の1頭だが、前走の内容がよく、上積みはない。ブエナビスタを地力で切れない現状ではこの人気の馬はひろえない。

続くのがドリームジャーニー。
このレースで最も地力高いのはこの馬だと思う。前2走は59キロを背負ってのもの。なぜ勝っても価値の上がらないレースを59キロなのに2走使ったのかはわからんが、有馬、京都記念とブエナビスタと4キロ差あったことは忘れてはならない。コースに問題ないここでは、問題は状態だけ。その状態が陣営がいい時と比べて7割といってしまうほどで、その上大外枠となると・・・で人気落ちなわけですが、いくらなんでも4番人気はねーだろと。本命寄り馬―本命寄り馬券の組み合わせの人はまず狙いたいのがこの馬の単勝では？おさえて損はない。

5番人気はロジユニバース。
雨予報での人気？地力足りないかどうかはわからないが、ダービー以降のちぐはぐな陣営のコメントからこの馬に信用は置けない。


内をロスなく淡々と走りそうなネヴァブションを通常なら狙うのだが、ここは、もう一度だけ狙ってみたい馬がいる。
ナカヤマフェスタがおもしろい。

昨年、ダービー、菊花賞と続けて本命にして痛い目をみたこの馬をもう一度だけ狙う。昨年年末に年間トータル初のマイナスになりそうだったのは、菊花賞でこの馬を全力で狙ったためで、その際にもう見限る宣言をしたのですが、前言撤回でもう一回だけ。
前走が休み明け直で全力だったはずもなく、その中での圧勝。OPでは抜けた地力を持っていることは証明している。
この条件なら、この人気なら、充分に狙える地力は備えている。フォゲッタブルも人気しなさすぎだなとは思いつつ、地力はフォゲッタブルより上のはず。
ここが狙うのは最後と決めて、ラスト勝負！！

◎ナカヤマフェスタ