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GIホース7頭が出走する天皇賞・秋(28日、東京、GI、芝2000メートル)の追い切りが24日、茨城・美浦トレセンで行われた。昨年のダービー馬レイデオロ(美浦・藤沢和雄厩舎、牡4歳)は、GI連勝中のクリストフ・ルメール騎手(39)を背にWコースで豪快な動きを披露。17日の1週前追い切りでバランスを崩した影響による不安を払拭し、GI2勝目に向けて大きく前進した。25日に枠順が確定し、馬券は26日に金曜発売が実施される。
1週前追い切りでゴール後に下馬するアクシデントがあったことで一段と注目された24日のスパーリングだが、動きは違和感を覚えるどころか、前走よりグンと上向いた印象を受けた。気負った面はまるでなく、馬体の張りも抜群。思い起こせば前走の産経賞オールカマー時も1週前の追い切りはWコース4ハロン54秒8-13秒0と、やや拍子抜けするほど軽いものだった。強い追い切りはさほど必要としないタイプと判断すれば、態勢は十二分に整ったといえるだろう。
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