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オークス3着からぶっつけで臨む昨年の2歳女王ラッキーライラックは、CWコースでラスト1ハロン11秒8(6ハロン81秒9)とシャープな伸びを見せた。放牧先で右後肢の球節部に腫れが出たためローズSを使えなかった影響はなさそうだ。
「先週しっかりやっているので、手応えを感じながら強めくらいでいいと指示しました。動きは良かったし、手応えにも余裕がありましたね」と松永幹調教師はうなずいた。僚馬ナンヨープルートー(1000万下)を追走する形でスタートし、徐々に差を詰めながら直線へ。強めに追われる相手を尻目に、楽な手応えで並ぶ間もなくかわして1馬身半先着だ。
ひと夏を越して確かな成長を遂げており「背が伸びて、全体的に(体が)ボリュームアップしました」とトレーナー。騎手時代の1996年にファビラスラフインで、調教師としても2009年にレッドディザイアで秋華賞を制しているだけに「思い入れのあるレースなのは間違いないし、勝てれば最高ですね」と力を込めた。打倒・アーモンドアイ、そして最後の1冠奪取へ。万全の態勢が整った。
★秋華賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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