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きょう14日で70歳となり、今月いっぱいで引退する目野調教師が、最後のGIにケイティブレイブを送り出す。
栗東坂路で2F目からスピード感十分の身のこなし。12秒9-12秒0の快ラップを刻み、少し仕掛けられたラスト1Fも12秒5でまとめた。開門20分後の4F51秒6は掛け値なしの好時計。目野調教師は「ちょっと速すぎるよぉ」と苦笑いも、馬自身は文句なしの充実ぶりだ。
「時計は出た。いい感じやねぇ。跨った瞬間から脚の運びや体の使い方が良かった。川崎記念を楽に勝ったからだろう。状態はすごくいいし、限界を超えてきた感じだ」と、跨った福永騎手。
川崎記念と帝王賞Vを含めGIで崩れず、「昨年は逃げないと持ち味を出せない面があったが、今はどんな競馬でもできる。楽に逃げる形が理想だけどハミの掛かりも以前とは違うからね」とジョッキーが言えば、トレーナーも「馬は完璧に走ってくれる。ボクなりに自信を持って送り出す」とラストGIへ力を込めた。(夕刊フジ)
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