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17日の新潟10Rはやぶさ賞(3歳500万下、芝・直線1000メートル)は、中井裕二騎手騎乗の11番人気ラブローレル(牝、栗東・森田直行厩舎)がゴール前で抜け出してV。タイムは56秒2(良)。
ニホンピロヘーラーがダッシュ良く先頭に立ち、内のエムオーマジック、ヴィクトリースノーも並ぶ。その後ろにラブローレルやシングンパワー、メランコリア、アズマクィーンなどが続いた。ニホンピロヘーラーが外ラチ沿いに進路を取って逃げ込みを図るが、残り100メートルあたりで後続が急襲。その中から伏兵ラブローレルが力強く抜け出して、2勝目をマークした。外ラチ沿いから一気に伸びた10番人気シングンパワーが1馬身1/4差の2着。さらに1/2馬身差の3着が1番人気のリターンストロークで、外枠の3頭が上位を独占する結果となった。
ラブローレルは、父ブライアンズタイム、母ローレルポラリス、母の父サクラユタカオーという血統。通算成績は10戦2勝となった。
中井騎手は「スタートがいいし、癖はないと聞いていました。前の馬を行かせ、そこで待ったことで、しまいの脚に生かせたのは収穫です。馬もいい状態でしたよ」と会心のVを笑顔で振り返っていた。
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