５月２日の園田競馬１０Ｒで行われた第２０回兵庫チャンピオンシップ（交流ＧＩＩ、３歳オープン、ダート・右１８７０メートル、１２頭立て、１着賞金＝３０００万円）は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の１番人気クリソベリル（栗東・音無秀孝厩舎）が３番手追走から３コーナー手前で一気に仕掛け先頭で直線へ。ヴァイトブリックの追撃をまったく相手にせず、デビューから無傷の３連勝で重賞初制覇を果たした。タイムは１分５７秒３（重）。

　５馬身差の２着にはヴァイトブリック（２番人気）、さらに２馬身半差遅れた３着に兵庫のバンローズキングス（７番人気）。

　兵庫チャンピオンシップを勝ったクリソベリルは、父ゴールドアリュール、母クリソプレーズ、母の父エルコンドルパサーという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は（有）キャロットファーム。通算成績は３戦３勝。重賞は初勝利。兵庫チャンピオンシップは、音無秀孝調教師、クリストフ・ルメール騎手ともに初優勝。

　◆クリストフ・ルメール騎手（１着　クリソベリル）「強かったですね。スタートがよかったのでいいポジションでリラックスして走れた。先々はダートの大きなレースを勝てるだけの能力がある」

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