デアレガーロが想定以上に人気をしている。
　使い詰めで北海道を３戦して、キーンランドＣ時はもうお釣りどころか、全く身が入ってなかった。
　外厩はノーザンＦ天栄。たしかに、毎度放牧明けの状態はかなり良い。今回も同様のデキをイメージすべきか。夏の３連戦は余計だったような気がしないでもないが…。
　パドックでの状態チェックは必須。
　
　京都芝1400ｍといえば、ヒルノデイバローを忘れてはいけない。コース実績はナンバーワン。よほど適性が高いか、鞍上がコースを知り尽くしているか…。
　今回もブリンカーを装着せず。前走はあまり状態が良くなかった。悪いときのコズミが見られた。たしかに中間攻めすぎで、急仕上げ感が強かった。今回は中3週で攻め本数は適当。前走よりも良い状態に仕上がっていると思う。
　
　穴はグァンチャーレ。1400ｍの経験は1回だけで、僅差負け。不利をうけたことが大きな敗因。そのときは武豊騎手だったが上手な騎乗とは思えなかった。
　1600ｍを20戦、1800ｍを9戦。連対率は1800ｍが44．4％でナンバーワン。なので、1800ｍ適性が高いのだろう、という見方は間違っていないと思う。が、個人的には1400ｍでもいける、いや、1400ｍのほうが良いという見方。結局、最後の最後で切れ負けしているということはそういうこと。体の使い方が短距離質だから仕方が無い。
　しっかり休ませて状態も良くなっているはず。
　
　ロードクエストもこの条件で注目すべき一頭。
　あまり浮き沈みがないタイプで、マイル戦なら常に際どい戦いをしている。前走の上位は強かったが、もう少しうまく乗っていればもっと差をつめることはできたはず。今回の手替わりは大きく加点すべき。
　成長はないが、完成形はあるとおもうので、そこを引き出してほしい。まだ本来の形で走らされていない気がする。
　
　モズアスコットは58Ｋが気になるだけ。力抜けいていて、鞍上も信頼度ナンバーワンのルメール騎手。もっとも、矢作厩舎は休み明け初戦はパッとしないところがあるので、当日のパドックチェックは必須。