ラップギアコース適性値【瞬７平３消０】に近い比率の馬が有利
番馬名　　　【ラップギア】瞬発指数
01モズナガレ【瞬１平８消１】１０４
02クラヴェル【瞬３平２消０】１０８
03マイネルウ【瞬７平４消２】１０６
04ステラヴェ【瞬３平１消０】１１４
05ロードマイ【瞬６平２消０】　９８
06ヤシャマル【瞬７平１消０】１０２
07アフリカン【瞬７平０消０】　９５
08フライライ【瞬３平４消０】１１０
09マイネルフ【瞬１平２消０】　９８
10ヨーホーレ【瞬１平２消０】１０８
11ショウナン【瞬５平４消０】１０６
12エフェクト【瞬４平２消１】１０１
13トップウイ【瞬５平７消２】　９３
14プレシャス【瞬６平４消１】　９８
15ダノンマジ【瞬２平４消０】１０７
16トラストケ【瞬４平２消０】１００

昨年秋の神戸新聞杯から菊花賞、有馬記念、そして年が明けてすぐに日経新春杯と、イマドキの馬にしては かなり使われている印象のある(４)ステラヴェローチェ。さすがバゴ産駒の頑強さと言うか、昔の感覚で語れば これぐらい普通だよね？　菊花賞と有馬記念の間にジャパンカップも挟むのが普通だったぐらいだから。ともかく、たくさん出走してくれるのは馬券的には楽しみが増えて嬉しいことだ。

有馬記念で本命に推していた(４)ステラヴェローチェは、その後も疲れが出たりという話は無いようで、それなら指数的にも このメンバーなら大本命という話にもなるのだろうが、言っても明け４歳馬。加えてハンデ戦。中山金杯でもデータで示したように、１月２月の明け４歳馬は単勝回収50%台という恐ろしいほどの過剰人気になる傾向がある。

■1986年以降、明け4歳牡馬(+セン馬)の1月～5月 芝重賞成績
1月　499戦【55-57-52-335】勝率11% 単勝回収53%
2月　561戦【49-55-51-406】勝率 9% 単勝回収58%
3月　641戦【75-57-59-450】勝率12% 単勝回収76%
4月　477戦【49-39-37-352】勝率10% 単勝回収85%
5月　409戦【35-29-24-321】勝率 9% 単勝回収89%

参ったな、こうなると話の流れ的に４歳馬を買うわけには行かない。５歳以上なら(８)フライライクバードということになるのだが、その(８)フライライクバードにアルゼンチン共和国杯で先着した(３)マイネルウィルトスの立場はどうなるのかという話。しかもハンデは(３)マイネルウィルトスのほうが重い56kg対55kgで２着と３着。そして今回も両馬の斤量は同じ。

その論法で行くと(３)マイネルウィルトスを買わざるを得ないのだが、オッズ的に その両馬の間に入ってきそうなのが(２)クラヴェルという安定牝馬。これは前走のエリザベス女王杯３着が評価されての人気になると思われるのだが、自分的にはエリザベス女王杯３着よりも、その前の新潟記念３着のほうが好内容の競馬だったとは思う。

ん？　新潟記念か。(２)クラヴェルの新潟記念３着はハンデ52kg。その新潟記念でハンデ54kgで僅差４着の馬が ここに出走しているではないか。(６)ヤシャマル、しかも今回は(２)クラヴェル54kgと同ハンデの54kg。何か変な論法になってしまったが、(２)クラヴェルが54kgで上位の人気になるメンバーなら、通用の余地はあるのではないかと思えてきた。

ここは単勝で欲張らずに、複勝の１点で。いや、それなら(４)ステラヴェローチェとのワイド１点か？　いや、せっかくのハンデ戦なので、３連複で もっと跳ねる方向に狙ってみても楽しみが増すというものだ。


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※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト４ハロンのみに注目した適性分析です。ＪＲＡ発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。

※　瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70～上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、１走ごとに変化します。