ラップギアコース適性値【瞬５平４消１】に近い比率の馬が有利
番馬名　　　【ラップギア】瞬発指数
01ケンシンコ【瞬０平１消１】１０４
02ブランクチ【瞬０平４消０】１０４
03タイガーイ【瞬１平２消１】１０３
04デュードヴ【瞬２平２消０】１１０
05ラブリーエ【瞬０平２消１】１０３
06ラインベッ【瞬２平１消０】１０５
07ミヤジコク【瞬２平２消０】　９９
08ダンツエリ【瞬２平１消１】１０２
09メイショウ【瞬１平１消０】１０１
10ライトウォ【瞬２平０消１】　９６
11フレイムウ【瞬１平２消１】１０１
12バンクオブ【瞬１平１消０】　９５
13ニュートン【瞬２平２消０】１０１
14フリーフロ【瞬０平２消１】１００
15フェイバリ【瞬０平１消１】　９０


本日の２場メインは古馬と３歳馬による真夏のダート王決定戦。札幌で行われるエルムＳの出走条件は“３歳以上”なのだが、さすがにこちらに出走する３歳馬はいない。過去には軽量の３歳馬が活躍していたエルムＳなのだが、レパードＳが創設された２００９年以降、３歳馬のエルムＳ出走はパタリと途絶えてしまった。

レパードＳは、ＪＤＤ（ジャパンダートダービー）上位馬とユニコーンＳ上位馬が対戦することが想定されているレース。今年で言うとＪＤＤ上位組の(７)ミヤジコクオウと、ユニコーンＳ上位組の(４)デュードヴァン、(１)ケンシンコウが中核を成すべきレースだと考えられる。

第１回から２０１６年の第８回まで、勝ち馬はすべて１番人気か２番人気。最も人気の薄い勝ち馬が２０１２年・単勝４．６倍のホッコータルマエという驚異のド堅目レースだったのだが、第９回の２０１７年は単勝６６．３倍のローズプリンスダムが１着で、２着にも単勝８７．１倍の馬が入るという大波乱決着。謎ローテのエピカリスが単勝１．５倍の過剰人気だったとは言え、いきなりここまで荒れるとは思わなかった。２０１８年も５番人気→１０番人気→９番人気の決着で、２０１９年も１０番人気→１番人気→１１番人気。もうこれは堅いレースだと考えない方が良さそう。

しかしそういった近年の傾向を踏まえても、今年の本命は１番人気想定(４)デュードヴァンで不動という結論に。たとえば前走のユニコーンＳは５馬身差圧勝カフェファラオの強さばかりが目立ったレースだったのだが、１着カフェファラオ、３着(１)ケンシンコウよりも、１秒近く速いタイムで上がってきたのが(４)デュードヴァン。１６００メートルでは追走スピードに苦労していた馬なので、１８００メートルの この距離で自己ベストをさらに更新することになると考えている。


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※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト４ハロンのみに注目した適性分析です。ＪＲＡ発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。

※　瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70～上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、１走ごとに変化します。