【コラム完全版】
☆☆☆☆☆

～～～～～『くりーくの中間調教チェック！　函館２歳ステークス　2021　』～～～～～

こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容（評価はＡ～Ｆ）を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



７月１７日（土）函館11R　第53回　函館２歳ステークス（２歳Ｇ３・芝１２００ｍ）


【登録頭数：１２頭】（フルゲート：１６頭）

＜賞金上位馬＞

③イチローイチロー（牡馬、前走422キロ（±０キロ）、連闘）＜Ｃ＞
前走時しっかり乗り込まれていて時計はそれほど目立たなかったが最終追い切りでは外を回って先行して粘り込む良い動きだった。パドックでは小柄な馬の割にまだ多少緩さがあり連闘で馬体が締ってくれば上積みもあるかもしれない。
＜最終追いきりＢ＞
連闘のため軽めの調整も先週の馬体を見るとまだ絞れそうで叩いての上積みがありそう。


⑥カイカノキセキ （牝馬、前走472キロ、中4週）＜Ａ＞
デビュー前は栗東で乗り込まれて札幌移動後もダート、芝コースで好時計が出てパドックでは太め感もなく仕上がりの良い馬体だった。今回中4週で1週前には札幌の芝コースを馬なりで前走以上の好時計が出ていて上積みが期待できそう。
＜最終追いきりＡ＞
札幌芝併せ馬の内。スピード感のある走りで楽に先着で仕上りの良さそうな動き。


⑤カワキタレブリー（牡馬、前走422キロ、中1週）＜Ｄ＞
前走時は乗り込み量は少なかったが最終追い切りでは3頭併せの内に併せて好時計で先着と小柄な馬で滞在競馬と言う点がプラスになった感じ。前走時のパドックでは緩さがありトモも寂しかったので今回中1週での反動が心配。
＜最終追いきりＥ＞
函館Ｗ併せ馬の内。力い強さがなく終い首が上り伸びきれず。


×トーセンサンダー（牡馬、前走472キロ、中４週）＜Ａ＞※故障のため出走回避
デビュー前には美浦の南Ｗ（杉浦厩舎の馬だが外を回って好時計）で乗り込まれて札幌での追いきりでも力強い動きを見せていて調教通りレースでも強い競馬で新馬勝ち。この中間は函館での調整で1週前追い切りでは併せ馬の外を力強く伸びて好時計と上積みは十分期待できそう。


②フェズカズマ（牡馬、前走486キロ、中3週）＜Ｃ＞
前走時の追い切りでは坂路で好時計が出ていたが動きを見るとスッとダッシュ良く好時計が出るタイプではないので今回芝に変わって速いスピードにどれだけついていけるか。
＜最終追いきりＡ＞
函館芝併せ馬の外。先行して併走相手に並ばれることなく突き放して先着。手前も変えて終いの伸びも良い。


③ポメランチェ（牝馬、前走392キロ、中3週）＜Ｄ＞
デビュー前には栗東でかなり乗り込まれていた。この中間も函館Ｗで乗り込まれているがかなり小柄な牝馬で時計は平凡なのでプラスになる材料はあまりない。
＜最終追いきりＢ＞
函館Ｗ３頭併せの内。内を走っていたので時計は優秀も先行して抜かせないまま先着。


⑨メリトクラシー（牡馬、前走490キロ、中４週）＜Ｃ＞
デビュー前は栗東で入念な乗り込みで坂路での時計も優秀と仕上がりは良さそうだったがパドックではかなり緩さがあったこの中間は栗東から函館に移動しての調整も目立つ時計なし。
＜最終追いきりＢ＞
函館Ｗ併せ馬の内。力強い走りでしぶとく先着して動きは良かった。


⑪ナムラリコリス（牝馬、前走466キロ＋２、中１週）＜Ｃ＞
前走は叩き2戦目での上積みがあった感じだがこの中間は中1週が続き状態キープが課題。
＜最終追いきりＣ＞
函館Ｗ併せ馬の外。重心が低い走りで楽に先着もスピード感がない感じの動き。


×ベルウッドブラボ（（牡馬、前走462キロ－２、連闘）＜Ｃ＞※出走回避
前走時は南Ｗで2週連続好時計が出ていてパドックでも出来はかなり良く見えた。今回連闘で函館への輸送もあり2歳馬には厳しい条件が続く。


⑩リトス（牝馬、前走404キロ±０、中２週）＜Ｂ＞
小柄な馬だがこの中間は1週前に函館芝コースを併せ馬で好時計が出ていて引き続き調子は良さそう。
＜最終追いきりＡ＞
函館Ｗ３頭併せの中。先行して直線に向くも抜かれる感じがないくらい手応えが勝る感じで仕上り良さそう。


①グランデ（牝馬、前走458キロ、中３週）＜Ｂ＞
前走時は乗り込み量は少なく時計も平凡で息が持たなかったがこの中間は札幌に移動して併せ馬3本でトモに好時計と上積みがありそうです。
＜最終追いきりＢ＞
札幌ダート併せ馬の内。先着もフラフラした感じで力強さがなく函館への輸送も控えており何かピリッとしない感じだが時計は今週もしっかり出ていて上積みはありそう。


⑧トーセンヴァンノ（牝馬、前走478キロ＋４、連闘）＜Ｃ＞
2着が続いたが全体的に乗り込み量は少なくレースを使いながら仕上げて行くにしても今回連闘で疲れが取れるかが心配。
＜最終追いきりＣ＞
連闘で追い切りの映像はないが先週のレースでは力強さのある伸び脚で内容も良かったので使ってくるだけに疲れはないと見ても良さそう。

＜地方馬＞

⑦ラブミードール（牝馬、前走470キロ−６、中２週）＜Ｂ＞
門別では一番速い新馬戦を勝っている馬で前走の栄冠賞は敗れたが先行力のある馬。この中間も門別坂路で好時計が出ていて仕上りは良さそうだが初芝でどこまでこの馬のレースができるか。
＜最終追いきりＢ＞
門別坂路。映像はなかったものの坂路でいつもと同じような好時計が出ていて出来は良さそう。


◇このコラムからの推奨馬はトーセンサンダー、カイカノキセキ、リトス、グランデの4頭を上げておきます。

今回は函館2歳ステークス編でした。
東京オリンピック延期の影響で今年も北海道シリーズは、札幌→函館→札幌と変則日程となり、函館開催は来週からもまだ3週間開催されます。
この函館2歳ステークスは昨年同様に土曜日での開催に。......とここで、ちょっと違和感が。というのも、夏競馬では障害重賞と札幌2歳S以外は土曜日に重賞が組まれることはあまりなく、しかも今年の場合次週の函館で重賞があるわけでもなし。これなら、1週間遅らせても良いのではないかと思ってしまいます。
もともとが変則日程ですから、そこは臨機応変に開催を変更しても、1週違うくらいならそれほど他に影響は出ないと思うんですけどねぇ。日曜のメインレースのほうが注目度も高まって売り上げも伸びるでしょうし。
以上、「日曜に組んであげたらよかったのに」という函館2歳ステークスのお話でした。


～～～【定額見放題のくりーく版『プロ出馬表』販売中!!】～～～
☆☆☆６/13札幌５Ｒ2歳新馬:単勝43.8倍、複勝14.2倍、馬単◎-×1086.7倍的中!!
☆☆☆６/13札幌４Ｒ3歳未勝利:複勝5.3倍（8番人気）、枠連70.6倍（21番人気）的中!!
☆☆☆7/５小倉１１ＲＣＢＣ賞：◎－▲、単勝（8人気）、複勝、枠連、ワイド的中!!
☆☆☆７/10小倉２Ｒ2歳未勝利:◎－×、単勝（39.7倍）、ワイド（67.1倍、21.2倍）ダブル的中!!

☆新馬戦予想も先行見放題!!
☆調教評価Ａ馬＋◎○▲印の馬にはコメントが入ります。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

◇函館のメインは函館２歳ステークス。
今年の◎は⑥カイカノキセキ。新馬戦では外枠から押してハナに行って押し切る競馬でしたが負かした２，３着馬が未勝利戦を勝利していて１０００ｍ戦とは言え逃げて押し切る内容は評価しても良さそう。デビュー前には栗東でしっかり乗り込まれていて札幌移動後にグーンと良くなった感じもありさらにこの中間も中４週と理想的なローテーションで追い切りも先週今週と前走以上の好時計が出ていて上積みも期待できそう。距離延長もプラスになりそうですし連勝で重賞制覇が期待できそうです。

◇ご購入ありがとうございます。あなたの馬券が当たりますように!!
＼(^o^)／＼(^o^)／＼(^o^)／