☆コラム完全版付☆
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◇本日のメインはクラシック３冠の第１弾、皐月賞。今年の◎は⑥アウトライアーズ。中山のこのコースで未勝利勝ちした馬で中山コースは３戦２勝２着１回と相性の良い馬。休み明けの前走は追い切りの動きもレース内容もいかにもここへの叩き台という内容でキッチリ２着に入り賞金も加算することができて陣営にしたら大満足ではなかったかと思います。今回は本番なので先週、今週と追いきりの動きが変わってきていますしレースでの折り合いが難しい馬なのでデビュー戦から騎乗している田辺騎手が２週連続追い切りに騎乗して息も合っているところもプラス材料。未勝利勝ち時の直線の伸び脚は抜群に良かったですし得意のコースで状態万全となれば混戦の皐月賞突き抜けてもおかしくない馬だと思います。○は⑧ファンディーナ。新馬戦時は大きな馬でまだ太いかもしれないと思って◎にはしませんでしたが予想以上に強い勝ち方で２戦目のつばき賞でも普通なら２着馬のタガノアスワドが勝っている展開をあそこから差し切れる馬は見たことがありません。使われるごとにパドックでのテンションが上がってきているので心配な面はありますがこの中間は追い切り内容でもそれ用の対策をしている感じにも思えるのであとはパドックで少しでも落ち着いていてくれれば牡馬相手でも十分勝ち負けできる馬だと思います。▲は⑤レイデオロ。３連勝中の馬で休み明けになりますが中間の調教内容がかなり良く能力からいってもいきなり走っても不思議ないではない馬だと思います。以下最終追いきりの動きに良かった△⑬サトノアレス、△⑮アダムスバローズも押さえておきたい馬です。

以下『くりーくの中間調教チェック！皐月賞編（最終追いきりコメント付）』をのせておきますので参考にして下さい。


◇優先出走馬◇

カデナ（Ｄ）
２歳時は月１ローテーションということもありましたが直前の追い切りを坂路で強く追ってレースに臨むのがこの馬のパターンでしたが前走の弥生賞では１週前に強く追って直前軽めと輸送を考慮しての内容なのか少し変えてきました。この中間も２週前、１週前と福永騎手を乗せての追いきりでしたが軽いジョッキーを乗せている割に時計はイマイチであまり良い印象を受けません。
＜最終追いきり＞Ｃ
リラックスして走れているところは良いが軽めでもフラフラしていて力強さがほしい。


マイスタイル（Ｂ）
間隔はまちまちですがデビューから月１ペースで使われている馬。間隔が詰まっていなければ１週前に西谷騎手騎乗が騎乗してＣＷを長めから併せて追われるのがこの馬のパターン。１週前にはいつも通り西谷騎手で追われて併せて先着しており使い詰めの心配はありますがここまでは順調そうです。
＜最終追いきり＞Ｄ
前走時は重めの西谷騎手騎乗で前にグイグイ行くような感じがあったが今回軽めの横山典騎手騎乗も伸びきれない感じで上積み感じられず。


ダンビュライト（Ｄ）
この中間も坂路中心で追われており本数も足りていると思いますが終いの伸びがまだ物足りなく上積みまではどうかと思います。
＜最終追いきり＞Ｂ
ちょっと重い感じもあるが終い追い出されてからの伸びは良い。


アダムバローズ（Ｂ）
この馬は間隔を空けて１週前には長めから終いまで好時計が出ていれば良い感じ。１週前は池添騎手騎乗で前走並みの時計は出ており好調キープと言ったところでしょうか。
＜最終追いきり＞Ａ
ここ２戦の追いきり映像がないので何とも言えませんが今回は力強い走りで京成杯時よりは明らかに良い。


ウインブライト（Ｃ）
前走時は１週前、直前と松岡騎手騎乗で強めに追われて勝負調教のような感じでした。この中間は１週前に好時計が出ていますが馬なりと少し控えめな印象があり上積みまではなさそうですが調子は悪くなさそうです。
＜最終追いきり＞Ｄ
前走時は追い出されてからの反応が良かったが今回は前半抑え気味で行っているので追い出されてからの反応が鈍く追ってからも伸びきれない感じ。


アウトライアーズ（Ｂ）
休み明けの前走は乗り込まれていたものの動きも時計も物足りない印象がありました。レースでの折り合いが難しい馬なのでこの中間もあまりビシッと追うことはしていませんが１週前の追い切りでは併せて好時計が出ていて前走よりは上積みがありそうです。
＜最終追いきり＞Ａ
今週の追い切りは併せた相手から離れた場所を走らせていたので集中した走りで最後外の併走馬に併せて行った時の反応もかなり良かった。休み明け２戦目で上積みが十分感じられる。


プラチナヴォイス（Ｃ）
今回は叩き３戦目で中３週ということになりますが１週前の追い切りではこれまでとは違いＣＷを単走で一杯に追われ好時計。併せ馬をしてこないところをみると前走である程度仕上がっていたのでその状態をキープするような調教内容なのかもしれません。
＜最終追いきり＞Ｄ
動きは悪くないが今回も外ラチ沿いを走らせていたのに内にモタれる面を見せておりレースで変な癖が出なければいいが。


＜賞金決定順＞
サトノアレス（Ｃ）　　※シューナカ対象
休み明けの前走での追い切りではこの馬にしたら反応が鈍く併走馬に追いつくのに苦労する感じがありましたが今回は１週前の動きを見ると行きたがる感じも出ており一度使われて良くなっているように見えました。ただ２歳王者にしたら迫力もあまり感じませんし朝日杯の時はもっと手応えが良かったように見えたので大きな上積みまでは期待できないかもしれません。
＜最終追いきり＞Ａ
先週の行きたがる感じから今週はしっかり折り合いがついて追われるごとに良くなっているように思いますので予想以上の上積みがあるかもしれません。


レイデオロ（Ａ）　　※シューナカ対象
ソエの影響もあってホープフルＳからぶっつけ本番での出走。ここは藤沢厩舎悲願のダービー制覇に向けての叩き台と言えなくもありませんがこの中間の調教内容がかなり入念で叩き台ではなく勝ちにきている調教内容と言ってもいいくらいで週２回速めの時計を出しています。これだけ乗り込まれて速い時計も出せているならソエの影響はないと思いますし３戦無敗でこのコース２連勝中と実績で言えば一番の馬。厩舎は違いますが昨年のディーマジェスティとダブるような勝負仕上げのような感じもするので直線突き抜けてもおかしくないかもしれません。
＜最終追いきり＞Ｂ
この馬は調教ＶＴＲの数が少なく比較する材料が少ないので何とも言えませんがまだ少し重い感じに見えました。ただ動き自体は悪くないので走れる状態にはあると思います。


アメリカズカップ（Ｅ）
朝日杯を叩いて前走のきさらぎ賞（１着）では新馬戦以来のこの馬らしい調教内容だったので○印をつけたのですがこの中間は乗り込まれているものの１週前の追いきりが物足りない内容。約１ヶ月乗り込まれての出走ならあいだにトライアルを一戦挟んだ方が良かったのかもしれませんが使い込めるほど馬がまだしっかりしていないのかもしれません。
＜最終追いきり＞Ｄ
走りにくい馬場なので仕方ない面もありますが最後脚が上がり前走よりは良いとは言えない。


スワーヴリチャード（Ａ）
この馬はデビュー前から調教で目立つ時計を出していたのでもちろん新馬戦でも◎にした馬でした。その新馬戦こそ２着に敗れましたが未勝利を勝って東スポ杯２着と２歳時はこの３戦で休養。その後年が明けての今年初戦の共同通信杯ではこれまで以上に中身の濃い調教内容だったので自信の◎でレースでもかなり強い競馬を見せてくれました。この中間は少し間隔が空いていますがその分はしっかり乗り込まれていて１週前にはここ２戦と同じように四位騎手が騎乗して併せて好時計で先着と前走並みの仕上がり。最終目標はこの先ではあると思いますが今回も調子落ちなくこの馬の力は出してくれると思います。
＜最終追いきり＞Ｂ
これまでの追いきりＶＴＲを見ても右回りだとコーナーで外に膨れる感じがあり直線に向くと反動で内に反動でササリそうになるところがある馬。先週は外ラチ沿いを走らせたのでそれほど癖も出ませんでしたが今週の動きを見ると能力のある馬ではあると思いますが右回りでの走りに不安が残ります。


アルアイン（Ｃ）
この馬はデビュー前の追い切りではそれほど目立つ時計を出していた馬ではありませんでしたが一度使われてから調教の時計がガラッと変わって出るようになりました。前走の毎日杯時も好時計が出ていて重賞まで勝って勢いはありそうですが今回は間隔が詰まって乗り込めていないので前走ほどの走りまでは厳しいかもしれません。
＜最終追いきり＞Ｄ
今回の追い切りは追われても終い伸びきれず前走ほどの出来にはないようにみえました。


ペルシアンナイト（Ｂ）
ここ３戦はマイルを使われていますがデビュー戦からの２戦が１８００ｍ戦だったように２０００ｍぐらいまでなら大丈夫だと思います。調教内容もその頃よりもだいぶ良くなっていますしこの中間も１週前に一杯に追われて先着といつも通り変わらず調整されているので調子落ちなく力は出せそうです。
＜最終追いきり＞Ｂ
前走時と同じ併走相手を追走する形での追い切りでしたが今回は内めをショートカットしたぶん大きく離されずに併せ馬ができました。ただ併走馬の調子が良いのか追い抜けそうで追い抜けずと言った感じでもうひと伸びほしい感じです。


ファンディーナ（Ｂ）
この馬の調教のポイントは１週前に坂路でかなり速い時計を出すところでデビューから３戦していますがすべて破格の時計で先着しています。この中間はこれまでと違い終い重点の内容で１週前の追いきりとしては控え気味に感じますが前走、前々走とパドックでやや気負い気味なところを見せていましたし今回も中山への長距離輸送があるのでその辺を考えての調教内容なのではないかと思います。レースを使われて大きな馬体も締まってきていますし輸送もあるので直前の追い切りは強く追う必要はないと思いますのであとは当日これまで以上にテンションが高くなっていなければこの相手でも十分勝ち負けできる馬だと思います。
＜最終追いきり＞Ａ
牝馬なので強く追わない予定なら単走でも良いのではないかと思いますが今回は走りにくい馬場なのでさすがに時計はかかり終い肩ムチが軽く入る追い切りになりましたが前走時のように馬に気負いがなく良い追いきりができたのではないかと思います。


コマノインパルス（Ｂ）
この馬はデビューからの２戦は坂路中心の調教でしたが３戦目から南Ｗでの調教がメインになってきて今回もそのまま南Ｗでの調整できています。前走もそうでしたが１週前にかなり速い時計を出しますが今回もかなりの好時計が出ており一度叩かれての２戦目での上積みは十分ありそうです。
＜最終追いきり＞Ｅ
今週は手応えの割に追って伸びきれず重たいというかズブい感じにみえました。


トラスト（Ｃ）
ＪＲＡ移籍後坂路、ＣＷ、併せ馬、単走といろいろと模索しながらここまできていてまだこれと言ったこの馬の調整パターンというのが定まっていないような状況。追えば時計はいくらでも出るだけの能力はもっている馬なのであとは馬が戸惑ってしまわないような調教パターンか決まってくれば成績も安定してきそうです。
＜最終追いきり＞Ｂ
最終追い切りは馬なりでの調整でしたが力のいる馬場も苦にしないようで普通に駆け上がってきていました。動きも悪くなく良い状態でレースに臨めそうです。


クリンチャー（Ｅ）
今年デビューで今回が４戦目。この中間は少し間隔が空いているので乗り込み量こそ多いですが１週前の追い切りでは終いの時計がかかっておりデビューからの３戦での疲れが抜けきれていないように思います。
＜最終追いきり＞Ｆ
時計は出ていますが首が上がり気味で力強さが感じられず。


キングズラッシュ（Ｄ）
久しぶりのレースになりますがこれまでの３戦もどちらかというと間隔を空けて出走してきた馬。それでも今回は４ヵ月ぶりでいきなりＧ１レースということで楽ではないと思います。中間の追いきりに関しては長めから乗り込まれ１週前にはかなり良い時計がでていますが目立つ時計はその１本のみでそこ以外をみるといきなり好勝負するには厳しそうです。
＜最終追いきり＞Ｃ
休み明けですが力強い走りで動きは悪くないと思いますがジョッキー騎乗なので最後もうひと伸びはほしい感じです。


◇ご購入ありがとうございました。あなたの馬券が当たりますように!!(*^_^*)＼(^o^)／ヽ(^o^)丿