課題はあるが買いたい要素の方が魅力！


＜予想＞

◎：テーオードレフォン
取消後の5ヶ月ぶりだが良化が期待できる

○：スーパーチーフ
徐々にだが成長している

▲：ヘラルドバローズ
東京の方が合っていると思うが

△：キョウワウォール
良馬場向きだが流れ次第で





＜予想詳細＞

本命は、テーオードレフォン

前走のプリンシパルSで芝を試そうとしたが、外傷で取消。
取消後に時計を出されていたが、結局放牧に出されて立て直し。

戻ってきてから1か月しっかり乗り込まれて、1週前はCWを大外で一杯に追われて好時計。いきなり走れる状態で出てくる可能性が高い。


評価しているのは、2月末の1勝クラスを勝っていること。
1月～3月前半は、素質馬が勝ち上がってきて、かつ3歳1勝クラスのレースが少ないのので好メンバーになりやすい時期。

2走前に勝ったネモフィラ賞も、2着コパノニコルソン（現3勝クラス）、3着グランブリッジ（関東オークス、ブリーダーズGC）がいた好メンバーのレース。

3走前に負けたレースでも、逃げて5着に失速したが、2番手にいて2着だったのがメイショウユズルハ（現3勝クラス）、3番手にいて勝ったのがオディロン（高レベルレースの伏竜S4着）だった。


休む前の走りだけしたら斤量減がある分プラスで、かなり成長がある時期の休養なのでパフォーマンスを上げてくる可能性も十分ある。そもそも、半兄にエスポワールシチー、ミヤジコクオウがいる良血でもある。

取消後の5ヶ月ぶりは課題だが、強い相手と戦ってきてパフォーマンスを上げる要素があるのに半信半疑の人気ならオッズ的にも魅力。いきなり狙ってみたい。

買い目は、半信半疑のオッズの恩恵をしっかり取れるように、リスクを取って馬単3点で勝負する。




相手は、3頭選択。

スーパーチーフ
前走は、中団やや後ろの外から追走。3コーナーで外から進出して、4番手まで上がって直線へ。直線で外からじわじわ差を縮めて差し切り勝ち。かなりの強風の中のレースで、直線が向かい風で我慢比べになった（ラスト3F12.2 - 12.8 - 13.5）。そんな展開で、3コーナーから動いて最後まで長く脚を使っていい持続力を見せた。

今回は、未勝利戦で完勝した阪神に替わる。前走で見せた持続力が活きる舞台だし、徐々にだが成長している。1800mだと追走が少し忙しくなる可能性があるが、直線で持続力を活かして浮上してきていい。



ヘラルドバローズ
前走のレパードSは、最内枠だったので主張してハナへ。厳しい展開になってしまったので失速して9着。気性的に課題がある馬なので、一発狙ったのかもしれないが完全に裏目に出たレースだった。2番手にいて同じように失速して8着だったメイショウユズルハが、次走であっさり2勝クラスを楽勝しているので、展開の影響が大きい失速だった。

今回は、2勝クラスの相手になるのは歓迎。ただ、1800mより1600mの方がパフォーマンスが高いし、1800mならまだ阪神より新潟の方がいいと考えている。
1800mで2勝しているがレースレベルは高くなくて、負けた東京のカトレアS・ヒヤシンスSの方がレースレベルは高かった。1800mならテーオードレフォンの方が魅力があるのでこの評価になった。



キョウワウォール
前走は、中団やや後ろを回ってくるだけで、0.7秒差6着。落馬した馬が、最内からハナまで行ってしまって好位勢が動かない展開になってしまった。時計が出ていた馬場で、あの馬群だと追いかけるだけになるのは仕方ない。不運だった。

今回は、阪神になるが持続力を活かして差してくるタイプなので、適性的には合う。3走前は、重馬場で0.2秒差の3着に好走している。良馬場向きではあるが、ペースが流れたら浮上できる持続力があるので相手に押さえておきたい。