【コラム完全版】
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『くりーくの中間調教チェック！　2018　札幌２歳Ｓ編【完全版】』＜最終追い切り評価コメント付＞

こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容（評価はＡ～Ｆ）を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


９月１日（土）　第53回　札幌２歳ステークス（ＧⅢ、２歳　芝１８００ｍ）

【ＪＲＡ所属馬：１５頭】（フルゲート：１４頭）

ラブミーファイン（前走440キロ±０、中５週）＜Ｂ＞
前走時は軽めの追い切り１本での出走だったがこの中間は２週前から時計を出して１週前には強めに追われ直前の日曜日には併せ馬で先着と順調に調整されています。
＜最終追い切りＣ＞
札幌ダート単走。先週強めに追っているので強めにやる必要はないが走りに力強さがなく物足りなし動き。


アフランシール（前走４７４キロ初、中６週）＜Ｂ＞
新馬戦時は美浦で入念に乗り込まれ函館での最終追いきりでも力強い伸び脚で仕上りがかなり良さそうだったのでＡＡ評価◎で期待通りの１着。この中間は札幌で調整されていて１週前には芝コースで内に併せて先着。間隔もあって牝馬なので１週前に強めにビシッと追ってほしい感じもするが前走時のように最終追い切りの動きが良ければ問題なさそう。
＜最終追い切りＡ＞
札幌芝併せ馬の外。前半かなり行きたがる面を見せながら直線もしっかり伸びて前走を一度使われて気持ちは入ってきた感じでレースでも折り合いさえつけば良い脚を使ってくれそう。


ウィクトーリア（前走４６２キロ初、中５週）＜Ｂ＞
前走時は美浦で乗り込んで函館に移動して２本時計を出しまだ時計的には物足りない感じもしたがレースでは１着。この中間は札幌ダートで藤田菜七子騎手が騎乗しての１週前追い切りで３頭併せに内で２頭に先着と引き続き調子は良さそう。
＜最終追い切りＢ＞
札幌芝３頭併せの外。力強さがなく見えるが最後大外を伸びて何とか先着できて内容自体は悪くない。


エメラルファイト （前走４４６キロ初、２ヶ月半）＜Ａ＞
新馬戦時は石川騎手騎乗で好時計は出ていたものの終いの時計がかかっていて少し評価を下げたがレースでは直線抜け出してクビ差押さえての新馬勝ち。この中間は函館で乗り込まれて日曜日には札幌ダートで強めに追われて好時計。全体の時計に加えて終いの時計も出るようになってきていて上積みがありそうな感じ。
＜最終追い切りＣ＞
札幌芝併せ馬の外。先行して直線内から交わされていてしまう。直線に向いて突き放すくらいの走りでないとここでは厳しい。


クラージュゲリエ（前走４６８キロ初、中４週）＜Ｂ＞
新馬戦の前走時は栗東で好時計が出ていて札幌移動後も芝、ダートで併せて先着と仕上がりが良さそうだったので◎。レースでも期待に応えてくれて新馬勝ち。この中間は１週前に芝コースで併せて強めに追われ前走時とはコースが違うが内容的には同じような感じで前走時の状態をキープできているのではないかと思う。
＜最終追い切りＡ＞
札幌ダート併せ馬の内。ダートでの追い切りも足捌きはしっかりしていて無理なく先着と出来は良さそう。


クリスタルバローズ（前走４６０キロ初、２ヶ月）＜Ｅ＞
前走時は美浦で乗り宇込まれてなかなかの時計も出ていたので△評価で１着。この中間は札幌に移動しての調整で時計的には前走時と比べると物足りない内容が多い。
＜最終追い切りＤ＞
札幌ダート単走。一杯に追われるも伸びきれず力強さにも欠ける。


トーセンギムレット（前走５０８キロ＋２、中２週）＜Ｄ＞
前走時は速い時計も出ていて併せ馬でも先着と新馬戦以上の出来と言っても良さそうでしたがレースでは前に行った馬が残る展開を中団から終い最速の上りの脚を使うも届かず４着。この中間は馬なりで軽めの調整でここ２戦と比べるとかなり物足りない。
＜最終追い切りＣ＞
札幌ダート単走。直線追われてかなり内にササる面を見せたが走りには力強さあり。


ナンヨーイザヨイ（前走４６４キロ＋２、中５週）＜Ｄ＞
前走時は動きが軽く見えて良くなった感じでしたが時計が物足りずレースでも人気を裏切る内容。この中間も時計的に物足りず変わり身が見られない。
＜最終追い切りＤ＞
札幌芝３頭併せの中。手応え良く先行して直線に向くもそこから伸びきれず遅れる。


セントセシリア （前走３８６キロ－６、連闘）＜Ｄ＞
もともと入厩してから少ない本数で出走する厩舎だがこの馬はかなり小柄で仕上げやすい面はあるとは思うがデビューから中２週、連闘での出走で疲れが出て当然で出走してきても状態面での不安はつきまとう。
＜最終追い切りＤ＞
連闘のため角馬場での調整。硬さがあり首も高く状態面での不安あり。


ダディーズマインド （前走４７２キロ±０、２ヶ月＞＜Ｄ＞
新馬戦時の調教から終いの時計がかかるところがある馬で使われて少しずつ時計を詰めてきているがこの中間もまだ全体の時計に比べると終いの時計はかかり気味で大きく変わってきている感じはない。
＜最終追い切りＤ＞
札幌芝併せ馬の外。前半から力強さのない走りで先着したものの伸び脚は物足りず。


テイエムバリバリ （前走４５２キロ＋４、中５週）＜Ｆ＞
新馬戦時も前走時も時計は物足りなかったものの併せ馬では先着していてその辺の勝負根性が前走の未勝利勝ちにつながったところはあるかもしれないがこの中間も時計は平凡で直前輸送での出走となるのでかなり厳しいと思う。
＜最終追い切りＥ＞
札幌ダート併せ馬の外。力強さがなく直線も伸びきれず。


トーラスジェミニ（前走４５８キロ＋２、中２週）＜Ｄ＞除外
新馬戦時の追い切りでは悪くない時計が出ていたので走らない馬ではないとは思うが７月に３戦して前走未勝利勝ちからこの中間速い時計を出してなく直前輸送での出走となるので状態面での不安は大きい。


ニシノデイジー （前走４７６キロ－２、中５週）＜Ｂ＞
新馬戦時は３週連続併せ馬で先着していたものの時計は物足りず無印で２着。その後中１週で出走した前走の未勝利戦では函館Ｗで好時計が出ていてしっかり人気に応えての未勝利勝ち。この中間も間隔に余裕があるとはいえしっかり乗り込まれていて１週前の段階で前走時くらいの良い時計が出ていてさらに上積みが見込めそうな感じ。
＜最終追い切りＢ＞
札幌ダート単走。特に目立つ動きではないが動きに力強さもあり調子は良さそう。


ハクサンタイヨウ （前走４６２キロ初、中３週）＜Ｄ＞除外
新馬戦の時の調教では終いの時計がかなりかかっていてＤ評価の無印。その後前々走、前走と函館Ｗで良い時計が出るようになって前走時は◯印で未勝利勝ち。すでに３戦していてこの中間は中３週あるもの前走ほど目立つ時計は出てなく前走時の状態をキープするだけでいっぱいの状態。


ラバストーン（前走４５８キロ−２、中１週）＜Ｄ＞
前走は６戦目にして最低人気での未勝利勝ち。特にカリカリする馬ではないので前走時のパドックでも使い詰めの割には好馬体ではあったが見えない疲れもかなりあるハズ。
＜最終追い切りＥ＞
札幌ダート単走。馬なりでの走りも重心が高く力強さがない。


【地方馬：１頭】
ナイママ（前走４３６キロ－１０、中２週）＜Ｃ＞
門別でのデビュー前の能力検査では首が高い印象がありＣ評価も圧勝のデビュー勝ち。これまでのレースはすべて外を回って自分で勝ちに行くレースをしていて着差以上に強い内容だと思うがその分命一杯走っていて前走時も－１０キロで馬体も細く見えたので疲れがあるのではないかと思う。
＜最終追い切りＤ＞
門別ダート単走。相変わらず首の高い走りで伸び脚物足りず。


◇札幌のメインは札幌２歳ステークス。このレース◎はアフランシール。追い切りの動きが良く前走の新馬戦でも◎にした馬ですがパドックでものんびりしている感じでレースでもまだズブさがありながら直線力強く伸びて能力の高さを感じました。前走を使われて気持ちが入ってきたのか最終追い切りでは前半から行きたがる面を見せていて直線もしっかり伸びて先着と良い意味でうるさい面が出てきたのでこの前向きな気持ちをレースで活かすことができれば重賞制覇も期待できそうです。

◇ご購入ありがとうございます。あなたの馬券が当たりますように!!＼(^o^)／(*^^)vvvvvvv<<<<<<<