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第5回ゴールドジュニア(10日、大井11R、未来優駿、SⅢ、サラ2歳、オープン、定量、ダ右1400メートル、1着賞金1300万円、晴れ)矢野貴騎乗で8番人気のランベリーが重賞初制覇を飾った。道中は中団を追走。直線の入り口で馬群を割って脚を伸ばし、オーシンレーベンとの叩き合いを半馬身差制した。タイム1分28秒6(良)。上位2頭はハイセイコー記念(11月6日、大井、SⅠ、ダ1600メートル)の優先出走権を獲得。逃げた1番人気のラブミーメアリーは、直線で力尽き6着に敗れた。
■ランベリー 父モーニン、母アクティフ、母の父ファスリエフ。鹿毛の牝2歳。大井・赤嶺本浩厩舎所属。北海道新ひだか町・平野牧場の生産馬で、馬主は武仲勝氏。戦績5戦2勝。獲得賞金1932万円。重賞は初制覇。ゴールドジュニアは赤嶺本浩調教師が初勝利、矢野貴之騎手は2021年ママママカロニに次いで2勝目。
◆矢野貴騎手(ランベリー1着)「爆発力はこのメンバーでも劣っていないと思っていた。前走で1600メートルを使ったこともよかったと思う。窮屈な競馬でもよく辛抱してくれた」
◆赤嶺本調教師(同)「久しぶりに重賞を勝ててうれしい。スタートが良かったし、勝負根性を見せてくれた。今後はハイセイコー記念から東京2歳優駿牝馬を目指すつもり」
◆笹川翼騎手(オーシンレーベン2着)「勝ち馬との差は、通った場所や経験の差かな。マイルくらいまでは大丈夫だと思う。パワーアップしてくれば」
◆安藤洋騎手(シビックドリーム3着)「思ったよりキックバックを嫌がった。まだ緩さもあるが、しまいは確実に伸びる」
◆吉井章騎手(ムサシエクスプレス4着)「気難しい面があるけど、リズム良く走れていた。頑張ってくれたし、収穫があった」
◆本田重騎手(シューボーイ5着)「まだしっかり走れていない感じ。跳びが大きいので、外回りのほうがいい」
◆森泰斗騎手(ラブミーメアリー6着)「プレッシャーをかけられてオーバーペースになった。それでもよく頑張ってくれた」