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【馬齢】
2019年以降、3着以内に好走した15頭の内訳を馬齢で見ると、3歳が4頭、4歳が2頭、5歳が6頭、6歳以上が3頭。このうち6歳以上で好走した延べ3頭は、過去にブリーダーズゴールドカップで3着以内に好走歴のあるリピーターだった。したがって、ここでは過去に好走歴のない6歳以上馬を減点対象とする。
減点対象馬
⑤ウワサノシブコ
【前走クラス】
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち8頭が、前走で牡馬混合戦に出走していた。前走が牝馬限定戦だった馬は、勝ち馬に1頭、2着馬に3頭、3着馬に3頭。なお、前走で牝馬限定戦に出走しながら好走した7頭のうち、勝ち馬を含む5頭はダートグレード競走で3着以内に好走していた。前走が牝馬限定戦で4着以下だった馬および牝馬限定の非ダートグレード競走だった馬は軽視が妥当だろう。
減点対象馬
⑥ポルラノーチェ、⑦メイドイットマム、⑨ドライゼ、⑩サンオークレア、⑫サウスヴィル
【前走人気】
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走で1~6番人気に支持されていた。非該当馬は、勝ち馬に1頭、2着馬に1頭、3着馬に2頭。なお、前走7番人気以下ながら勝利した21年マルシュロレーヌはJpn1の帝王賞から臨んでいた。したがって、前走がG1またはJpn1以外で7番人気以下だった馬を減点対象としたい。
減点対象馬
②エナハツホ、⑤ウワサノシブコ、⑨ドライゼ、⑫サウスヴィル
【前走通過順】
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走の1コーナーまたは4コーナーを4番手以内で通過していた。非該当馬は、勝ち馬に1頭、2着馬に1頭、3着馬に2頭。なお、非該当ながら勝利した馬は前走でJpn1の帝王賞に出走していた21年マルシュロレーヌに限られる。
減点対象馬
②エナハツホ、⑤ウワサノシブコ、⑥ポルラノーチェ、⑨ドライゼ、⑫サウスヴィル
上記4項目で減点がないのは、①シダー、③スギノプリンセス、④サーマルソアリング、⑧デリカダ、⑪オーサムリザルトの5頭。
トップ評価は⑪オーサムリザルトとする。今年からエンプレス杯は施行時期等の条件変更が行われているが、もとより同じ川崎ダート2100mで施行される関東オークスの勝ち馬がブリーダーズゴールドカップで幅をきかせていたことを考えると、今年のエンプレス杯を制したオーサムリザルトの実績には一目置けるものがあるだろう。
■注目馬
⑪オーサムリザルト、①シダー、③スギノプリンセス、④サーマルソアリング、⑧デリカダ