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約20年ぶりに兵庫競馬に復帰を果たした小牧太騎手(56)=園田・中塚厩舎=が1日、園田競馬場でファン紹介式に登場。「ただいま」とファンの前で決意を新たにした。復帰理由を問われると「園田が一番大好き」とキッパリ。「経験したことをすべて出し切り、JRAのGIに勝てるような馬が出てきたら。いずれはJRAへ遠征して見返したい」と〝第3の騎手人生〟の意欲を伝えた。
JRAと地方で計4351勝の同騎手は3月末に園田の重賞・ネクストスター西日本でリケアサブルに騎乗して運命的なV。地方騎手復帰を目指して試験を受けて合格したあとは、7月21日に小倉12RのJRAラストランを勝利で飾った。復帰後の初騎乗は14日の予定だが、この日早朝には当地で調教に騎乗し、「砂もきれいになって乗りやすかった」と笑顔。「今までの小牧太を脱却して、スマートに乗りたい」と大好きな酒も控えてイメージチェンジを図る構えだ。
セレモニーでは、親交のある田子ノ浦伸一親方(48)=元幕内・隆の鶴=がサプライズ登場。花束を贈呈して盛り上げた。