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岩鷲賞(M2)
盛岡競馬場・ダート1200m
7月9日(火)18:30発走
岩鷲賞の創設は1969年。岩手県のシンボルでもある岩手山の別名・岩鷲山から命名されました。第1回から第30回までアラブ系重賞で行われていましたが、第31回からサラブレッド系重賞へ移行。第32回から38回まで3歳重賞、第39回からオープン重賞で実施。現在はクラスターカップ(JpnⅢ)のトライアル競走に位置付けられ、1着馬に優先出走権が与えられます。
【注目馬情報】
★ゴールデンヒーラー 牝6歳 佐藤祐司きゅう舎・水沢
これまで重賞10勝。一貫して牡馬と互角以上の戦いを繰り広げてきました。今季は短距離路線へシフトして3戦3勝。白嶺賞、栗駒賞と水沢1400m重賞を連勝し、前走は未経験の盛岡1200m戦でしたが、まったく問題にせず完勝。路線変更が見事成功しました。今年の最大目標、JpnⅢ・クラスターカップへまい進します。
★ゲンパチプライド 牡5歳 畠山信一きゅう舎・水沢
中央ダート1200m1勝、ダート1400m1勝をあげ、2勝クラスから転入。白嶺賞、栗駒賞で2着を確保しました。3戦目は初の1600mでしたが、ワンターンの盛岡でさらに威力を発揮。鮮やかな直線抜け出しを決めました。前走は水沢1600mが合わず3着も仕方なし。適性高い盛岡1200m戦で巻き返しに転じます。
★キモンリッキー 牡5歳 板垣吉則きゅう舎・水沢
中央2勝クラスから今年4月に再転入。初戦を快勝して好発進を決めました。続く栗駒賞4着、前々走2着に敗れましたが、前回快勝で軌道修正。盛岡戦は4勝2着1回3着1回とすべて馬券対象。適性は引けを取りません。
★ルチルクォーツ 牝6歳 菅原右吉きゅう舎・水沢
シーズン当初は仕上がり途上だったため伸びを欠いていましたが、実戦を使われながら良化一途。目下2連勝中と波に乗り、前走は水沢1300mレコードを更新。速い時計決着に強く、シャープな末脚が脅威の的です。
★スターオブケリー 牝5歳 飯田弘道きゅう舎・盛岡
浦和代表で3歳交流重賞・ハヤテスプリントに参戦。鮮やかな逃げ切りを決めました。その後、1勝2着2回の成績を収めて転入。初戦は11着に沈みましたが、今度はハヤテスプリントと同じ盛岡1200m戦で反撃なるか。
★シガーヲスウオトコ 牡9歳 小林俊彦きゅう舎・水沢
一貫して南関東で走り続け、勝ち星12勝すべて1200m戦であげたスペシャリストです。転入2戦は着外でしたが、盛岡1200m戦に替わって5着。体が絞れてきたことも好走要因。距離適性を前面に上位を狙います。
文:松尾康司
(岩手競馬プレスリリースより)