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8月24、25日にJRAの札幌競馬場で行われる「2024ワールドオールスタージョッキーズ」の地方代表を争う「2024地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ」が30日、園田競馬場で行われた。計4戦(2場)の合計ポイントで決める例年と違い、2戦(1場)の短期決戦で行われた今年の代表には、第1戦で8着、第2戦で1着だった地元兵庫所属の吉村智洋騎手(合計34ポイント)が輝いた。2位は同じく34ポイント(1、8着。同着順による同ポイントの場合は第2戦の着順上位者が優先)の森泰斗騎手(船橋)、3位は30ポイント(2、5着)の岡部誠騎手(愛知)。
この結果、優勝した吉村騎手は「2024ワールドオールスタージョッキーズ」に出場する地方競馬代表候補騎手に、2位の森騎手は地方競馬代表補欠候補騎手に選定される。
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第1戦(C1・1230メートル)は森騎乗のリコーグロックが先手を主張して、そのまま押し切った。森騎手は「逃げれれば逃げたかったし、無理ならハナの後ろでもいいと思っていました。いい馬に当たって楽勝でしたね。園田は相性がよく、大好きな競馬場です」と満面の笑みだった。
第2戦(B2・1400メートル)は、1番人気に支持された吉村騎乗のブリッツェンシチーが2番手から抜け出して快勝。吉村騎手は「前走は間隔もあいていたし、相手も強かった。今日は完勝でしたね」と、前走で騎乗していた強みを生かした。
◆総合優勝した吉村騎手「(同点優勝を受けて)ツイていましたね。(園田は)庭なので地元の意地で負けられない気持ちでした。ワールドオールスタージョッキーズは2回目なので、上を目指して頑張りたいです」と上位進出に意欲を見せた。