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古馬牝馬路線整備に伴う新設重賞の『第1回兵庫女王盃』が4日、園田競馬場で行われる。前身のTCK女王盃(大井)ではJRA勢が11連勝中で、舞台替わりでもJRA勢が中心。本紙は砂に転じて4戦3勝のサーマルソアリングを中心視。抜群のレースセンスを武器に初代女王に就くとみた。
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サーマルソアリングはダート戦へ矛先を向けて以降4戦3勝、2着1回と路線変更が吉と出た。スタートセンスと立ち回りのうまさが武器。脚質から小回りコースの適性はかなり高い。ダートでは初の重賞挑戦だが、一気の相手強化でも見劣りはしない。
3歳時に牡馬相手に重賞を制したライオットガールは、2走前に牝馬限定の交流重賞を快勝。前走は勝負どころで後続に先を越されて踏み遅れたぶんの4着で、力負けではない。アーテルアストレアも実績上位だが、小回り向きの脚質とはいえず、立ち回りが鍵に。ヴィブラフォンは神奈川記念を早め先頭から押し切ったように、力をつけている。地元の大将格スマイルミーシャは短期放牧を挟んでパワーアップ。JRA勢相手にどこまでやれるか。
【推奨3連単】⑨の1、2着づけで。
■兵庫女王盃 前身は1998年に設立され、主に1月下旬に大井競馬場で行われていた「TCK女王盃」(JpnⅢ、4歳以上牝馬、1800メートル)。古馬牝馬路線の整備に伴い、今春から園田競馬場で名前も変えて行われる。1着賞金は3000万円。門別と南関以外で、牝馬のダートグレード競走が行われるのは初めて。
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