今回は浦和競馬場で行われるS2ユングフラウ賞のポイントを、浦和コースの馬場傾向、近年のレース結果をもとに考察していきます！ 予想にお役立てください。
着順を問わず東京2歳優駿牝馬組、短い距離を使っていた馬、そしてレースを使い込んでいる馬が有利なこのレース。毎年、「印ほどの実力差はない」ことが多いです。

今年はスティールマジックが人気。確かにJpn3で2着、スピードは上位。8戦6連対。強いですね。
ただ穴党としては、敗れた1戦がマイルであり大敗していること、張田京厩舎が本馬を含め3頭出しであること、ここはトライアルであること、以上を踏まえて都合よく「上位人気だけで決まる堅い決着ではないのではないか」説をとりたいと思います。

では軸にするのは? 森泰斗×ノースビクトリー。
現時点でブービー人気のこの馬を軸にするなんておかしいんじゃないか、という声も聞かれそうです。はい、確かにフェブラリーSで大好きなセキフウ（このコラムを読んでくださっている方々は僕のセキフウ愛をご存知だと思います）の頭からいって散り、その悔しさゆえに極端な穴狙いにはしっていることは否めません。しかしこのノースビクトリー、状態があまり良くなかった前走、やや立ち遅れ加減から外を回り、4コーナー勝負どころで勝ち馬プリンセスアリーに前をカットされながら3着に詰め寄ってきました。叩かれ良化している上がり目を考えると、プリンセスアリーも強い馬ではありますが、あまりにも人気に差がありすぎるのではないかと思うのです。ゆえに、大穴ですが連軸に。

相手は流石に人気どころで良いでしょうが、データ通りに東京2歳優駿牝馬組のモノノフブラック、スピニングガールの巻き返しに期待。

気になるのは2番ミチノアンジュ。ドレフォン産駒で馬格があり、強力な先行力。一気の相手強化になりますが時計は通じるので。

11番ミモレフレイバー（矢野貴之）も、馬格がない馬だけに南関東の良馬場は割引ですが、フクノフードゥル相手に強い競馬をしており、揉まれなければ一発も。

ここを叩いて本番で穴をあけるタイプの気もする10番アニモは、アムクラージュの2着があり、追いかけるとどこかでいいことがありそうな馬だと思っています。


（文・ニャートバー）

この記事はいかがでしたか？

 (1)