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今回は大井競馬場で行われるJpn3雲取賞のポイントを、大井コースの馬場傾向などをもとに考察していきます! 予想にお役立てください。
JRAとの交流戦になった1月のブルーバードカップ。まだ仕上がり途上のアンモシエラ、バロンドールに地方勢は完封され、JRA勢ワンツースリーの衝撃。正直、ここもJRA勢から入れば的中の可能性は高いわけですが、新クラシック戦線を前に馬場だけ貸すような結果は寂しすぎます。何しろここは大井のホーム。凱旋門賞にしろ、地元馬は遠征馬をマークしたり閉じ込めたりいろいろな乗り方があるわけですから、3頭のJRA勢に再び上位を独占されることはない! はず……。
前走に限りない魅力を感じるのがピコニ。距離不足のゴールドジュニアで届かなかった悔しさを晴らすように、マイルで2.6秒の大差勝ち。しかも3コーナーで先頭に立ってからは追うところなし。ペースが上がって追い込む形になったら、どんなタイムが出るのか末恐ろしさを感じました。そして配合は、シニスターミニスター×ブライアンズタイム……ドラマを感じる血統で、御神本騎手も燃えるところがあるでしょう。出走できなかったダテノショウグンの分まで暴れてもらいましょう!
相手はやはりJRA勢。「白い恋人」を意味するアマンテビアンコが人気になるのでしょうが(バレンタインデーだけに? (笑))、小回りの大井で怖いのが先述のように人気馬は徹底マークされること。もちろん包まれてもルメール騎手は上手に割ってくるでしょうが、穴頭としてはすんなり先手を取れそうなブルーサンを狙ってみたいところです。1800m戦にもかかわらず当該距離を使ったことのある馬はこの馬以外に、ウルトラノホシ(この馬も強いですね!)とイモノソーダワリデのみ。そうなるとダートでは全て1800mを使われ、先手をとれた場合全て連対しているこの馬が、経験にものを言わせて一発決めてくるかもしれません。ヘニーヒューズの子モーニンの産駒ですが、このモーニン産駒がなんと地方では389戦68勝(!)。Distorted Humorの血が母系に入ったことで、砂の鬼ヘニーヒューズよりもさらに、パワーを要する地方のダートに対応できるようになったのでは? とも思います。
というわけで、理想はハイペースで飛ばしまくるブルーサンに、外回りの長い直線でピコニが襲い掛かる! という展開。頑張れ地方馬。
(文・ニャートバー)
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