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12月21日(木)の名古屋10Rで行われた第23回名古屋グランプリ(JpnⅡ、3歳以上オープン、別定、ダート・右2100メートル、12頭立て、1着賞金=3800万円)は、岡部誠騎手の2番人気ディクテオン(セン5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎)が道中は中団後方を追走すると、勝負どころでまくるように進出を開始し、直線で一気に抜け出して先頭でゴール。地元の名手・岡部誠騎手とのコンビで、11月の浦和記念に続く交流重賞連勝を果たした。タイムは2分12秒4(良)のレコード。
2馬身差の2着にはグランブリッジ(1番人気)、さらに6馬身遅れた3着にテリオスベル(5番人気)が入った。
名古屋グランプリを勝ったディクテオンは、父キングカメハメハ、母メーデイア、母の父キングヘイローという血統。北海道安平町・追分ファームの生産馬で、馬主は(株)G1レーシング。通算成績は20戦8勝(うち地方4戦4勝)。重賞は今年の浦和記念(JpnⅡ)に次いで2勝目。吉岡辰弥調教師は2021年ヴェルテックスに次いで名古屋グランプリ2勝目、岡部誠騎手は12・14年エーシンモアオバー、19年デルマルーヴルに次いで4勝目。
◆岡部誠騎手(1着 ディクテオン)「最初の4コーナーを回るときは前の馬が小さく見えたので大丈夫かなと思いましたけど、終わってみれば快勝でした。最後の3コーナーを回るときは大丈夫だと思いました」