メニュー
私先週は、南関東騎手の名前がついた2人の幼い息子・娘から風邪をうつされ、高熱を出していました。周りでも体調不良者が続出中。皆さまもご自愛くださいね。私は、予想好調だったのに穴狙いとはいえ端にも棒にもかからない予想を連続でしてしまいムキー! と不甲斐ない自分にストレスを感じたところ、一気に高熱が出ました。ストレスも溜めないようにしましょう。
アスリートは体脂肪率も低く、免疫が弱くなりがち。それでいて朝というより深夜から調教をしながら、睡眠不足のなか遠征をこなしている南関東のトップ騎手たちには本当に頭が下がります。今年は怪我も多い印象。もうちょっとクッションの効いた馬場になれば良いのですが。
さて、本日取り上げるのは本田正重騎手。今まで取り上げようと2、3回思いながら断念していました。なぜか?
普通の騎手であれば、「~といったケースで人気が落ちがちで狙い目」といったコラムを書けるのですが、本田騎手って結構いつも人気なんですよね。本田騎手を頼りにしているファンはやっぱり多いんだなぁ……と実感しました。
強いていうと、渡辺貴光厩舎(メンコイボクチャンなど活躍中)の馬に騎乗して人気薄で1着というのはあります。ただ、それでも思っていたほどの人気薄にはならず。
ミヤビマドンナのようにJRAとの交流戦などでは、意外と人気を落とすことがあるので、JRAファンが多く買うレース(ダートグレードetc)は南関東ファン、本田正重ファンにとって、美味しい配当をゲットするチャンスといったところでしょうか。
では過剰人気になるケースは? というと、これは本田騎手どうこうではなく、他のトップ騎手でもあるあるですが「前走2着なだけで相手関係を無視して過剰に期待される」「新馬戦で血統を過大評価される」というケース。自戒しましょう。
埼玉新聞栄冠賞では2023年3着、2022年2着、2019年1着と存在感を放つ本田正重騎手。昨年の3着馬エルデュクラージュで今年は臨みますが、前走がギガキング、スワーヴアラミス相手で、先行勢に厳しい流れ+距離不足。超ハイレベルのダイオライト記念で4着、スワーヴアラミスを封じて勝利した報知オールスターカップなどを見ると、南関東同士の中距離重賞なら9歳とはいえまだまだ行けそう。今回は休み明けとなりますが、大目標はやはり川崎2100mなのでしょうか? この秋、冬も活躍が楽しみです!
(文・ニャートバー)