ジュニアグランプリ（M1）
盛岡競馬場・ダート1600m
9月17日（日）17:10発走

ジュニアグランプリの創設は１９９９年。当初は新潟、上山、岩手の東北三県交流で行われ、東北ジュニアグランプリの名称で実施。２００３年から地方競馬全国交流へ昇格し、名称もジュニアグランプリに変更しました。舞台は一貫して盛岡芝１６００ｍ。過去10年は北海道勢７勝、岩手勢３勝。昨年も北海道代表ラビュリントスが優勝し、同地区が連覇を飾りました。

【注目馬情報】
★オオイチョウ　牡2歳　小国博行きゅう舎・門別
出走取消から仕切り直しの門別１１００ｍ・２歳新馬戦を快勝。２戦目３着からＪＲＡ札幌・クローバー賞へ挑戦。３～４コーナーでスパートをかけると、いい感じで反応しました。結果は１秒２差７着でしたが、収穫の多い一戦。今度は芝２度目ですし、メンバーが大幅に緩和。重賞初制覇へ王手をかけました。

★トワイライトウェイ　牡２歳　田中淳司きゅう舎・門別
デビュー戦は２着でしたが、１着オスカーブレインは門別重賞・サッポロクラシックカップを優勝。相手が強すぎました。２戦目４着後、休養に入って復帰戦を快勝。芝未経験ですが、適性十分と見て参戦してきました。

★マコトロクサノホコ　牡2歳　角川秀樹きゅう舎・門別
デビュー２戦目の門別１２００ｍ戦で鮮やかな直線抜け出しを決めて完勝。前走はＪＲＡ札幌・コスモス賞へ挑戦して追走に手こずって７着でしたが、貴重な経験になったはず。芝２度目で反撃に転じます。

★エイシンコソンテ　牝２歳　櫻田康二きゅう舎・盛岡
牝馬限定ながら門別１０００ｍ・２歳新馬戦を３馬身差で完勝。その後は足踏みが続いて岩手入り。初戦をあっさり逃げ切りました。母・エーシンリジルは中央５勝のうち３勝が芝１２００ｍでマーク。芝替わりは望むところです。

★セイバイラック　牝２歳　佐々木由則きゅう舎・水沢
デビュー２戦とも芝を使って１０００ｍ戦２着、重賞・若鮎賞タイム差なし２着。以降はジュニアグランプリに合わせて調整を進めてきました。盛岡芝１６００ｍ経験と地の利を生かして優勝を目指します。

★ユウユウププリエ　牝２歳　佐藤祐司きゅう舎・水沢
ダート戦は前走・ビギナーズカップも含めてすべて着外。大敗の連続でしたが、芝重賞・若鮎賞で反応が一変。見事な直線抜け出しを決めました。これほど極端なケースも珍しいですが、今回は待ちに待った一戦です。

★マイベネラブル　牡２歳　齊藤正弘きゅう舎・門別
デビュー３戦目の門別１０００ｍを豪快にまくって快勝。先行激化になれば自慢の末脚をさく裂。

文：松尾康司

（岩手競馬プレスリリースより）

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