青藍賞（M2）
水沢競馬場・ダート1600m
9月10日（日）18:15発走

青藍賞の創設は１９９３年。第１回から第７回まで２０００ｍを舞台に行われましたが、第８回（２０００年）以降は１６００ｍが舞台。１着馬にはＪｐｎⅠ「第36回マイルチャンピオンシップ南部杯」（10月９日　月祝）の優先出走権が与えられます。昨年はゴールデンヒーラーが完勝し、続いてマイルチャンピオンシップ南部杯へ駒を進めて５着に健闘。メンバー最速タイの上がりを駆使して２００４年ウツミジョーダン以来、久々に地元代表馬が入着を確保しました。

【注目馬情報】
★ゴールデンヒーラー　牝５歳　佐藤祐司きゅう舎・水沢
２歳時は最優秀短距離馬に選ばれ、３、４歳時には２年連続で最優秀牝馬に選ばれるなど、一貫してトップグループを堅持してきました。今年は短距離重賞・栗駒賞から始動して横綱相撲で完勝。続く重賞・シアンモア記念で1番人気に支持されましたが、逃げ一杯6着。重賞・一條記念みちのく大賞典も８着に沈み、前途に暗雲が立ち込めましたが、牝馬準重賞・フェアリーカップ圧勝で見事復活しました。史上４頭目の青藍賞２連覇はもちろんのこと、マイルチャンピオンシップ南部杯で昨年５着より上の着順を目指します。

★ミラバーグマン　牝５歳　千葉幸喜きゅう舎・水沢
大井１２００ｍ・２歳新馬戦を快勝するなど通算４勝マークして南関東Ｂ１級へ在籍。今回は１月25日以来、７ヵ月ぶりの実戦が不安材料ですが、乗り込み量に不足なし。能力検査も使われて態勢が整いました。

★リュウノゾロ　セン６歳　板垣吉則きゅう舎・水沢
北海道2勝、中央2勝。その後、南関東、高知1勝を経て岩手入り。初戦を快勝し、２戦目タイム差なし２着と上々の滑り出し。以後は４ヵ月の休養を余儀なくされましたが、復帰戦を圧勝。ひと叩きされて気配アップ確実。

★マイネルアンファン　牡８歳　板垣吉則きゅう舎・水沢
中央ダート３勝、南関東２勝・Ｂ１級から転入後、４勝２着２回３着１回。馬券対象から外れたのは３走前５着のみと抜群の安定感を誇っています。メンバーは強化されましたが、格負けはまったくありません。

★ジェイケイブラック　牡７歳　石川栄きゅう舎・水沢
昨年、北上川大賞典を優勝し、悲願だった重賞ウイナーの仲間入りを果たしました。今季も初戦を快勝して健在を誇示。その後も大崩れなく入着を確保しています。堅実な差し脚を武器に上位進出をもくろみます。

文：松尾康司

（岩手競馬プレスリリースより）

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