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笹川翼騎乗で1番人気のギシギシが、2022年の習志野きらっとスプリント以来となる2度目の重賞制覇を飾った。五分のスタートから道中は3番手を追走。勝負どころで一旦は5番手まで後退したが、直線で外から力強く脚を伸ばし、先に抜け出したジャスティンをクビ差かわした。タイム1分11秒1(重)。次走は優先出走権を獲得した東京盃(10月4日、大井、JpnⅡ、ダ1200メートル)を予定している。
■ギシギシ 父アルデバランⅡ、母ラーニー、母の父ハーツクライ。鹿毛の牡5歳。大井・栗田裕光厩舎所属。青森県・有限会社フォレブルーの生産馬で、馬主は(有)フォレブルー。戦績24戦10勝。獲得賞金1億962万円。重賞は2022年SⅠ習志野きらっとスプリントに次ぐ2勝目。アフター5スター賞は栗田裕光調教師が12年ジーエスライカーに次ぐ2勝目、笹川翼騎手は初勝利。
◆笹川翼騎手(ギシギシ1着)「手応えはあったけど、直線でフワッとした。最後はかわしてくれという気持ちで必死に追った。中央馬が相手でも楽しみ」
◆栗田裕調教師(同)「最後は彼本来の伸びだったけど、ズブくなってきたので、その対策が課題。今後は東京盃からJBCスプリント(11月3日、大井、JpnI、ダ1200メートル)へ向かう」
◆森泰斗騎手(ジャスティン2着)「イレ込んでいたけど、転入初戦としては良かった。先頭に立つのが早かったので、もう少し我慢しておけば…」
◆御神本訓騎手(マックス3着)「3コーナーで少し進路が狭くなったけど、最後まで伸びてくれた。今後が楽しみ」
◆今野忠騎手(ブラックストーム4着)「周りの馬が速く、自分の形ではなかったけど、しまいは伸びてくれた」
◆達城龍騎手(ミチノギャング5着)「内に入る好走パターンに持ち込めたけど、最後に挟まれたのが痛かった」