メニュー
今回は大井競馬場で行われるS3アフター5スター賞のポイントを、大井コースの馬場傾向、近年のレース結果をもとに考察していきます! 予想にお役立てください。
大井1200mが先行有利なのは今さら言うまでもないですが、今開催はさらにその傾向が強いので、天気にも左右されますが好位から長い脚を使える馬を狙っていきたいですね。各馬優秀な時計を持っており荒れ模様が漂いますが、さらに有力馬の一角キモンルビーが残念ながら取り消し、ペースも大きく変わってきそうです。前に行きたいのは49kg(!)のポーチュラカ、ブラックストーム、ギシギシ、ジャスティン、シゲルタイタンあたりでしょうか。
まずはデータから。この連載で穴馬を発見することが多い、
■「そのコース/距離得意な血統」
昨日の東京記念でも「大井2400mに強いBMSを持つ4頭」で3連単万馬券でした。いってみましょう、今回もここに面白い馬がいると思います。
大井1200mに強いサウスヴィグラス、ロードカナロア、ノボジャック、ゴールドアリュール、ヘニーヒューズ、マジェスティックウォリアー産駒
→ミチノギャング、ロードラズライト、ブラックストーム、マックス、サダムスキャット、シゲルタイタン
そして同じく好調なフィルター、
■「近走アイウォール、ギャルダルと走った馬」
アイウォール→マックス
ギャルダル→プライルード、ギシギシ
以上から、前走は着差以上の余裕。強いレースを見せた1200mのスペシャリスト、マックスを中心視。
ジャスティンは逃げて圧勝するかバテるかという馬なので、転入初戦に軸にするのは怖く。
そしてJpn3東京スプリントでリュウノユキナと好勝負、去年のようなことがなくまともなら力が違うギシギシ。
さて今回は実力より大幅に人気を落としている馬たちが多く、オラワクワクすっぞ、と胸の高鳴りが抑えられません。
前走は適性外の距離で度外視。JRA在籍時、1200mでオーロラテソーロ(Jpn3クラスターカップ勝ち)と0.3秒差の「2頭出しの人気薄」ロードラズライト。JRAより大井のダートが合いそうな血統です。
去年の夏もスターシューターを下して勝利するなど、暑い時期に走る大井1200m向きノボジャック産駒のブラックストーム。前走の勝ちっぷりは強烈です。
去年のサジタリウス賞(1200m/良馬場/1分11秒0)で、強い競馬を見せたサウスヴィグラス産駒・ミチノギャングは、叩いて調子上向き。
そしてJRA在籍時、1200mでやはりオーロラテソーロと0.4秒差の実績を評価できるサダムスキャット。
人気ですが去年の勝ち馬プライルードと、「裸同然」49kg(馬は裸ですが)の逃げはいかにも有利なポーチュラカまで。
(文・ニャートバー)