【ＪＢＣクラシック◎の理由】

　約２カ月ぶりの当コラムなのだが、鬼デスクに怒られたから書いていなかった、というわけではない。単に、勤務形態が変わっただけ。１１月からは通常勤務に戻るので、当欄も復活する。

　その復帰戦に３日の大井メイン１０Ｒを…と思ったのだが、デスクからの許可も出たので地方競馬の祭典ＪＢＣ競走を選択。ＪＢＣのフィナーレを飾る『ＪＢＣクラシック』を取り上げたいと思う。

　帝王賞の雪辱を期すカジノフォンテンに◎を打った。その帝王賞は徹底マークに遭う厳しい流れで１０着に敗れたものの、今年は川崎記念、かしわ記念と交流ＧＩを２勝するなど充実ぶりが目覚ましい。

　今回は復帰初戦。それでも管理する山下貴之調教師は「休養前は夏負けの兆候があったけど、それも解消されて、かしわ記念の頃に近いデキ」と状態面の良さをアピール。金沢コースは初めてだが、コーナー６つの２１００メートルは川崎記念を見ても対応は可能と判断した。もまれずに行ける外枠も好都合。リベンジの舞台は整った。

　２日の大井１２Ｒを◎→○→▲（１８９．１倍）で仕留めたので、馬券は強気にいく。単勝を厚めに、帝王賞の覇者テーオーケインズ、２週連続でＧＩ制覇と勢いに乗る横山武史騎手起用のダノンファラオを相手に馬連単で勝負したい。

　垣見　耕平（かきみ・こうへい）

１９８８年生まれ、東京都出身の牡牛座。某ファストフード店で店長代理を務めた後、サンケイスポーツレース部へ転職。予想は１番人気の死角、欠点を探し、妙味ある馬を発掘する。買い方は単・複を厚めに勝負。休日はもちろんギャンブル。酒はビール、たばこはハイライトが好き。

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