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11日(月)に行われる南部杯の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①インティ【B】
栗東坂路単走。8月第4週に帰厩し、坂路メインでの乗り込み。9月23日にCウッドで併せ馬を消化すると、30日には単走で一杯に追われて好タイムをマーク。直前は7日の坂路を55秒2-12秒6で乗られており、臨戦態勢も整った。休み明けから動けるデキにある。
③サンライズノヴァ【B】
栗東坂路併走。9月10日に帰厩し、2年前に勝利したこのレース目標での調整。25日の坂路で51秒8-12秒9、2日には52秒1-12秒4で乗られている。最終追いは7日の併せ馬で、一杯に追われ51秒7-12秒8で先着。秋緒戦だが、仕上がりも悪くない。
⑩ワイドファラオ【B】
栗東坂路併走。前走後は在厩調整で、29日にCウッドで併せ馬を消化。3日の坂路で53秒2-13秒5を乗られてから、6日の坂路併せ馬が最終追い。馬なりで53秒6-12秒6と、この馬としてはマズマズの動きであった。大きな上積みこそないが、デキそのものは悪くない。
⑬エアスピネル【B】
栗東坂路併走。9月2日に帰厩し、23日の坂路で51秒9-12秒1をマーク。1週前となる29日に併せ馬で53秒3-12秒5、そして直前となる6日は52秒1-12秒6で併入している。8歳秋となったが仕上がりに関しては問題なく、ここも流れ次第で面白そうだ。
⑭ヒロシゲゴールド【B】
栗東坂路単走。9月14日に帰厩し、20日にCウッド単走で追われマズマズの動き。1週前の坂路で51秒4-12秒2、最終追いとなった6日には50秒9-12秒0で駆け上がった。2か月ぶりだが仕上がりそのものは悪くなく、あとはマイルをどう乗るかがポイントだろう。
⑮ソリストサンダー【B】
栗東坂路単走。9月半ばに帰厩し、このレース目標で調整されている。23日の坂路で51秒1-12秒5をマークし、6歳秋にして自己ベストを更新。1週前追いとなる29日はCウッドで6ハロンから追われ、直前の7日は坂路で54秒2-12秒3。上々の仕上がりといえる。
⑯アルクトス【B】
美浦坂路単走。9月第2週に帰厩し、ここまで順調に乗られている。30日の坂路併せ馬では51秒1-12秒1と、最近では一番の動きで先着を果たした。最終追いは7日の坂路で54秒5-12秒2。1週前追いでほぼ仕上がっているため馬なりでラスト重視であった。緒戦から動けるデキにある。
【調教予想からの注目馬】
ここが秋緒戦となる馬も多く、絶好調という馬は皆無。それでもJpn1とあって、各陣営ともそれなりの仕上げでエントリーしてきた。1頭ピックアップするとなればやはり⑯アルクトスか。優勝した昨年の坂路最終追いでマークした50秒7には及ばないものの、臨戦態勢が整ったといえよう。
<注目馬>
⑯アルクトス