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今年からSIIに昇格した京成盃グランドマイラーズが8日、船橋競馬場で8頭によって争われ、先手を奪った張田昂騎乗で1番人気のカジノフォンテンが、追いすがる3番人気のタービランスをクビ差振り切って、このレース連覇を達成。交流GI川崎記念に続く重賞連勝を決めた。タイム1分38秒1(良)。次走はかしわ記念(5月5日、船橋、交流GI、ダ1600メートル)の予定。
◆張田昂騎手(カジノフォンテン1着)「かしわ記念を見据えて、前が止まる馬場でも逃げた。最後は少し止まったので納得のレースではないが、次へ向けて、また頑張りたい」
◆山下之調教師(同)「仕上がり途上だったが、負けられないと思っていたし、いいペースで逃げられた」
◆笹川翼騎手(タービランス2着)「気持ちを切らさず走ってくれて、真っ向勝負で頑張ってくれた。ただ、多頭数のほうが力を発揮できる」
◆内田利騎手(チェスナットコート3着)「最近は調子がいい。速い時計の決着でも、末脚を爆発させてくれた」
◆森泰斗騎手(グレンツェント4着)「いい展開だと思ったが切れなかった。上位2頭が強かった」
◆矢野貴騎手(アクアリーブル5着)「出遅れて、自分の競馬ができなかった」
■カジノフォンテン 父カジノドライヴ、母ジーナフォンテン、母の父ベストタイアップ。栗毛の牡5歳。船橋・山下貴之厩舎所属。北海道登別市・登別上水牧場の生産馬で、馬主は吉橋興生氏。戦績20戦11勝。獲得賞金1億7685万円。重賞は2020年SIII京成盃グランドマイラーズ、SII勝島王冠、21年交流GI川崎記念に次いで4勝目。京成盃グランドマイラーズは山下貴之調教師、張田昂騎手ともに昨年に次いで2勝目。