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ウマニティ重賞攻略チームがダートグレード競走をあらゆる切り口で考察!今回はマリーンカップ2021・データ予想をお届けします!
【馬齢】
2016年以降、勝ち馬の馬齢は4歳が1頭、5歳が3頭、6歳が1頭。4歳馬は苦戦する傾向にあり、昨年も1番人気の支持を集めたパッシングスルーが9着と大敗を喫している。なお、2018年はJRA所属馬として出走した4頭すべてが4歳馬だった。
【前走距離】
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が前走1800m以上からの距離短縮となる臨戦で、そのなかでも3勝を挙げるエンプレス杯が中心。なお、昨年は前走から400m以上の距離短縮となった3頭で1~3着を占めていた。
【前走人気】
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が前走でも1~5番人気の支持を集めており、例外は勝ち馬に1頭、2着馬に0頭、3着馬に3頭。ただし、ダートグレード競走に出走していた地方所属馬は相対的に不人気になりやすいので、JRA所属馬こそ前走人気に気を配りたい。
【前走着順】
2016年以降、前走でも3着以内に好走していた馬は7頭にとどまり、10着以下に大敗していた馬の巻き返しも目立つ。ただし、ダートグレード競走以外のレースに出走していた馬は前走5着以内が望ましい。
【所属】
2019年ラーゴブルー(川崎)、2020年サルサディオーネ(大井)と南関東所属馬が2連覇中。2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち5頭が南関東、1頭が他地区と地方所属馬の健闘ぶりも目に留まる。
上記5項目で減点がなく、エンプレス杯からの臨戦を強調しやすいのが、マドラスチェック、ダノンレジーナ、サルサディオーネの3頭。トップ評価はマドラスチェックとする。マリーンカップで勝ち負けとなるには先行力が必須となるため、安定したポジションを確保できる脚質は強みとなるだろう。
昨年の勝ち馬で2連覇を目論むサルサディオーネ、ダートグレード競走で4着の続くダノンレジーナもタイトルに手が届いて何ら不思議はない。
■注目馬
マドラスチェック サルサディオーネ ダノンレジーナ