メニュー
ウマニティ重賞攻略チームがダートグレード競走をあらゆる切り口で考察!今回はエンプレス杯2021・データ予想をお届けします!
【馬齢】
2011年以降の勝ち馬は4歳から6歳までの範囲。かつては7歳以上の高齢馬も勝ち馬として名を連ねていたが、近年は3着以内への好走例も2014年2着アクティビューティ、2019年3着ビスカリアの7歳馬2頭に限られるため、軽視が妥当だろう。
【前走人気】
2011年以降、前走1番人気の支持を集めていた馬が1勝、同じく前走2番人気が6勝。前走も上位人気に推されていた馬が勝ちやすいことに変わりないが、前走1番人気よりも前走2番人気の馬のほうが勝利数で上回る点は興味深い傾向と言えるだろう。
【臨戦過程】
TCK女王盃やクイーン賞からのローテーションが主流。そこで上位入線を果たしていた馬や上位人気に支持されていた馬は順当に評価すべきだろう。一方で、牡馬混合のダートグレード競走に出走していた馬は人気や着順不問で注意が必要だ。
【実績】
勝ち馬の大半が3勝クラス(かつての1600万下)以上の牡馬混合戦または牝馬限定のダートグレード競走で優勝歴があった。ただし、3勝クラスの実績を強調するのであれば、最低でも2着馬に0秒3差以上の着差を付けていないと厳しい。
【所属】
2008年サヨウナラからJRA所属馬が12連勝中。ただし、2019年ブランシェクール(大井)、2020年ナムラメルシー(大井)と8番人気の大井所属馬が2年連続で2着に食い込んでいる。南関東所属馬はヒモ穴として一考したい。
上記5項目で減点がないのはマドラスチェックとマルシュロレーヌの2頭。前走2番人気が活躍する傾向を踏まえて、マドラスチェックの逆転に期待する。前走人気だけがマイナスとなるレーヌブランシュは、関東オークスでコース実績のある点を評価したい。
■注目馬
マドラスチェック、マルシュロレーヌ、レーヌブランシュ