《本紙の狙い》アンデスクイーンは重賞初制覇を達成した昨年８月のブリーダーズゴールドＣを皮切りに、牝馬重賞では【２・１・０・１】。大きな距離ロスがありながらしまいの伸びが目立ったクイーン賞、ハナ差で敗れた前走は首の上げ下げのタイミングだけと、敗れた２戦も中身がある。牝馬ダート戦線なら主役級の力があることは確か。早めのスパートから自身の引退レースに花を添える。

　前走は牡馬相手の佐賀記念で４着のラインカリーナ。関東オークスを制した験の良いコースで、牝馬同士なら首位争いになる。兄姉がダートで結果を残しているパッシングスルーは一発の魅力があり、初ダートでも軽視できない。

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