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　◎には、2017年の川崎記念を逃げ切り、2018年のかしわ記念でも逃げて2着の実績があるように、自分の形になればとにかく強い(1)オールブラッシュを推します。3走前の報知オールスターＣも途中から先頭に立ってそのまま押し切りＶ。近2走は自分の競馬ができずに大敗も、ここはハナを主張できるメンバー構成で最内枠。逃げる可能性が高いと見て、巻き返しを期待します。

　○は、昨年と今年と金盃2連覇のステイヤー(13)サウンドトゥルー。この馬はかつて中距離のダートグレードでも活躍していたものの、スピードに衰えを見せた現在は、長距離がベスト。前走のブリリアントＣは、1800ｍの最内枠で外から被されて、位置取りを下げ、直線まで包まれる形。メンバー最速タイの上がりを駆使しながらも、レースが前有利の展開となったために届かず、勝ち馬ストライクイーグルと0.6秒差(5着)でした。それだけに前走から1Fでも距離が長くなるのは仔pのましく、自由に動ける外枠も加点材料でしょう。

　▲は、休養明けで一気距離延長の3走前・報知グランプリＣで5着、オープンの前々走・エイプリル賞ではハイペースの展開に恵まれたにせよ、差し切り勝ちを収めた(7)ジョーストリクトリ。前走・ 皐月盃は、11番人気のサダムリスペクトの追い込みが決まる緩みないペースを先行したぶん、早々と失速しましたが、2～3走前と同様に末脚を生かす型なら、巻き返しが濃厚でしょう。

　△に休養明けの前々走・隅田川オープンでは出遅れたものの、息の長い脚で勝ち馬と0.3秒差(3着)に食い込んだ(3)マルカンセンサー。前走・ブリリアントＣは、二走ボケで大敗を喫しましたが、3戦目の今回は好スタートを決めての巻き返しを期待します。

　あとは、デビューから前走・ブリリアントＣまで、芝のレースとダートグレード以外では3着以下のない(11)タービランス。前走は4着に敗れたと言っても、着差は0.6秒差。前有利の展開を好発を切りながらも控え過ぎたことや4コーナーの外を回るロスを考えれば、悪くない内容。ここも警戒が必要でしょう。

　他では、昨秋のJBCクラシックで4着の(5)クイーンズサターン。この馬は南関移籍後の2～3走前のオープンでも小差の3着、2着に善戦。前走の川崎マイラーズＣは距離が短く、追走に苦労して8着大敗も、距離ベストの2000ｍなら警戒が必要。昨秋ほどの勢い「？」も、意欲の連闘策も加点材料です。

　さらに前々走の柏の葉オープンで3着の(8)グリードパルフェ。前走・皐月盃は緩みないペースを先行しながらも勝ち馬と0.7秒差(7着)に善戦。前有利の流れになれば、巻き返しがあっても不思議ありません。

　最後に昨年のJBCクラシックで5着の(12)ストライクイーグル。この馬は昨年の東京記念を制しているように、本質はステイヤー。前走・ブリリアントＣで展開に恵まれて、今年に入って一番の好走をした疲れがやや心配ですが、ここも前有利の展開に恵まれる可能性が高いだけに、無印にはできません。


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