ダートグレードでは名古屋グランプリに次ぐ、長距離2400ｍで行われるダイオライト記念。それだけに長距離適性も重要。ダ2000ｍ以上での実績のある馬を狙いたいものです。

　よって、◎には、昨年のアンタレスＳでは、ダートグレード5勝のグリムを撃破して勝利した(14)アナザートゥルースを推します。この馬は昨秋の浦和記念・2着、名古屋グランプリ・3着と善戦しているように、長距離も悪くない馬。前走の川崎記念は勝ち馬が強い上に、1コーナーで外から被されて位置を下げる不利があったものの、2着ヒカリオーソとは0.5秒差。レースを順調に使われている強みも加味して本命としました。

　○は、一昨年のチャンピオンズＣでは、後方最内から一気に位置を押し上げて、2着と好走した(3)ウェスタールンド。昨年は休み休みの競馬で骨折の影響もあり、本領発揮となりませんでしたが、再び立て直されての今回は変わり身に期待しました。この馬は一昨年のシリウスＳで3着の実績もあるので、問題ないでしょう。

　▲は、6走前のオープン特別・短夜賞で重賞勝ちの実績があるチャイヤプーン、エピカリス相手に5馬身差の圧勝を収めた(8)ヤマノファイト。この馬は5走前の文月オープンでもその後のJBCクラシックで3着となるセンリュチオンを撃破して勝利しており、ダートグレードでも上位争いに加われる実力はあります。休養後がひと息でしたが、前走の報知グランプリＣでは3着と好走し、復調気配を見せていたので、ここは一考しました。

　以下特注馬として、4走前の名鉄杯では、3着馬を3馬身半差、4着馬に5馬身半差をつけて2着と好走した(1)ジョーダンキング。この馬は昨年のシリウスＳの2着馬で、この距離にも不安なし。休養明けをひと叩きされての変わり身を警戒しました。

　あとは△にJRAで5勝し、その後、園田に移籍して地力をつけた(7)タガノゴールド。この馬は近走、金沢、園田、姫路と地元の重賞を3連勝。3走前には金沢の北國王冠を勝利しているように、長距離が得意。ここで通用しても不思議ありません。

　他では、一気距離延長となった前走・金盃トライアルを制したように、マイルよりも長距離でこその(5)トーセンブル。前走ではサウントトゥルーにちぎられたものの、同馬は前走が目標。同レースで3着なら、逆転の可能性もあると見て、買い目に加えました。末脚確かで相手なりに走れるのも好ましい材料です。