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　◎には、ダート路線に転向して上昇一途で、前走ではB3・白富士特別を制した(2)ビッグバジェットを推します。この馬は、初ダートの4走前・JRAの未勝利戦こそ出遅れたものの、南関東移籍後の3戦は崩れていません。ダートのキャリアの浅さからも、4歳馬という年齢からも、更なる伸び代があると見て、中心視しました。

　○は、◎と同じく、成長期の4歳馬(12)キングバイデン。しかし、前走のB3・ふなばしセレクション記念は逃げ馬がオーバーペースで逃げたことで、展開に恵まれての1着。今回における余力の面でやや不安があるので、対抗評価までとしました。

　▲は、4走前にこのクラスをマイペースで逃げ切り勝ちした(5)キングオブポップ。休養明けの前走・B2・プリムラ特別は大外枠から、終始内から3頭分の外を追走して2着と好走。ここでも通用して当然の実力馬ではありますが、今回で反動が出る可能性が高いので、狙い下げました。
　
　あとは△に休養明けの4走前・よみうりランド！賞では、ノースガッツに差されたものの、近走はこのクラスで小差の3着、4着と善戦の(9)ヒガシリシャール。前走・B2・初夢賞は、勝ち馬が前走で5連勝目を達成したマコトハインケル、2着馬はB2・八千代特別の勝ち馬マテラリードルと強豪が相手でしたが、3着馬とは0.1秒差と善戦しており、ここも警戒しました。

　他では、前々走のB2・カペラ賞では、ハイペースを先行して、クビ差・2着と好走した(10)チェリーシャクナゲ。前走は前々走の疲れから凡走したものの、勝ちに行く競馬で、勝ち馬と1.2秒差(5着)に善戦しており、致命的に悪くないレース内容。ここで巻き返しても不思議ありません。

　さらに6走前にB2・夏至特別を逃げ切り、5走前のB2・ばくだん大将記念でも逃げてクビ差・2着の(1)コスモロッソ。前々走のB2・チャーチルダウンズ杯はスタミナが不足する休養明けで、オーバーペースで行き切っての13着大敗。前走・B2・初夢賞は出遅れて前に行けなかったのが11着大敗の主敗要因。今回はで最内枠から楽にハナを狙えるメンバー構成だけに、一考の価値はあるでしょう。

　最後に岩手で10戦8勝、2着1回、3着1回の(8)エムワンピーコ。2着は距離が850ｍと短かった新馬戦。3着は東北ダービー。南関東移籍初戦の前走・B2・プリムラ特別は12着大敗も、大幅馬体減だったのも確か。今回は前走から体重増加での出走となるだけに、いきなり変われても不思議ないでしょう。